2015年12月10日

映像授業の近未来 plus 川の流れのように本を読む独学(1)

中学だけでなく高校の方も映像授業が増えてきた。代ゼミのかつての映像授業(有料)ばりの品質の、高水準の無料授業をよく見ることがあるが、内容も充実している。単元の解説授業ということでは、最近はスマホやタブレットで気軽に見られるしYoutubeにもいっぱいある。
どんどん盛んになってほしい。

「タブレットとチャット授業」でも書いたがタブレットがあれば自習効率は上がる。SNS機能を全部OFFにしたら不便なことなど1つもない。
高校生はチャット形式でちゃちゃっと写真添付で質問してくる。
「あーそれは参考書のどこそこの何ページを読んどいて」とぼくもちゃちゃっと指導できる(チャットだけに)。
授業中以外を授業として使える。


国の予算における科学研究費助成(http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/1296236.htm)をいつものように見ながら思った。大学中心の今のものだけでなく万人向けの無料動画の方面にもあてたらよいのにと。誰がやるかを決めるのが難しいのなら、公立の先生の中から公募してもよいだろう。塾予備校は各自で立ち上げる機関が数多くあるだろうから結局民間の方がその流れの加速度は大きいのだろうけれど。日本の放送協会がやるべき領域はいっぱいあるに違いない。

大学に行った人にはチャンスがあるとして中高生にもチャンスがますます拡大するといい。いまはまだまだ教育情報の格差があまりに大きい。黄色い表紙の参考書シリーズのおかげ(本棚も書店も黄色率が上がった)で学習参考書の世界は高速で進化してきている。映像授業もそれに追いつきそうな勢いはもっている。無料に近づくといい。

図書館はかつて本を無料で貸し出すところだったが今後は映像授業やパソコン利用のサービスを向上させていくことだろう。
情報館といった位置付けに変化してきているように思う。

iPodやkindleなどのような電子端末は今では機種と新しさにこだわらなければ安価に入手できる。また一万円程度の安価なウィンドウズ10がいらなくなった昔のiPadをモニターにして動くようになっている。胸ポケットに入るほど小型のkangarooには驚いた。
PCもウィンドウズもハード面で安くなったもんだ。残るは、電波入手代、WiFiの費用がいまだ比較的高額なものとしてかかっている。ワイファイがもう少しだけ安くなったらいいのに。

電話機能なしにネットの電波を無料で学生や市民が利用できて、学びたいだけ情報を調べたりすることのできる日が来るのはそう遠くないと予感する。

話はPCやiPadの動画の解説授業だけではない。
iPadなどのパソコン端末を所有していたら大学生のように小中高生でも主体的に、自らが求める情報を探すような仕方で学べる環境をつくることができる。
紙の本より安価な電子書籍も中にはあるし、ネットの中で有用な情報を調べることがかんたんにできる。(もちろん、酒と同じでNETに飲み込まれないだけの自律は必要だが。)
動画授業を離れても電子端末が身近になったことは今後の学習環境にとって明るい。

話を一般的な(あくまで一般的な)学校現場の現状に戻すと、電子端末の導入事例は日本の学校現場ではまだまだ少ない。一方の紙の本の方はよいのかといえば、まず教科書が薄い。だめだ。あー、解答はない、解説はない。代わりに教科書ガイドや音声CDは別売りで高額。教科書会社が教科書ガイドを別売り、って! 嗚呼、買えない学生はいっぱいいるよ。
これでは学びたい学生が学べない。
書店での立ち読みというのでは限界がある。

解説は全単元について映像か活字になっていてもいい。予習もしやすくなる。紙で配布できないにしてもWebに掲載するくらいはやればすぐだ。
良心的な教科書会社、先進的な教科書会社では、教材の解説を動画でNET配信している。無料で解説が視聴できるようにしている。
こういうことはどんどん広まると思うがいまはまだまだまだだ。

と、いつも考えている当たり前のことだが書いてみた。

plus 本を読む独学の話も。
参考書などの書物を読んで独学する方法がある。
書いてみたい。
今回初回は基本の3つ。

1、本文をよく読んで理解すること。(読解)

2、定義や太文字、色文字を暗記すること。(記憶)
とくに著者が覚えよと言っているところは絶対に覚えなければならない。

3、わからないところは他の本に調べそのあと元の本に戻ること。(調査)

基本なのだがどれもやり方がある。

1の読解について、文字の意味を追跡すること。文章に張り付くように正確に読み取ろうとすることが必要だ。勝手に解釈して理解できなくなっているケースが多い。

川において川の流れに乗ることが読解だ。
川はどこから来てどこに向かっているのかよく読むことだ。

2の暗記について。章が進むと前の章の知識が前提となる。にもかかわらず前の章の概念が頭に入っていないと次の章の内容を読解しようにも言葉の意味がわからず頭に入ってこない。棒読みになってしまう。
覚えるという要素は学習上、かならず必要である。暗記タイムを読解タイムとは別に確保することだ。たとえば電車の中にいる時間は暗記タイムに回す、など。

川は水がないと流れない。読解も言葉を覚えていないと流れていかない。言葉は正確に覚えようと努めることだ。(動画授業でもポーズボタンを押して覚えるまで次の章へ進んではいけない。)


3、1、2を十分に行っても困難な場合は、他の書物にいったんワープすることになる。
しかし、1、2が十分にできていないのが原因である場合が少なくない。本のせいにする前に、自分の読解と記憶に間違いがないのか確かめたほうがいい。
万一他にワープする場合も、すぐに元の本に戻って再度1、2を繰り返すのがいい。
困った原因が特定できたらメモをとっておく。
はじめの本に書かれていなかったことに理由があるのならそれを余白などにメモしておくといい。

勘違いが原因ならそれもメモしておけばよい。

川は一本の大きな流れがある。
寄り道ばかりでいつまでも本流に戻ることがなければ大きな流れはいつまでたっても見えてこない。
分流を探索したらすぐに本流に戻ることだ。




「自分で本を読んで独学する
(練習)(確認)(1冊だけを完璧にする学習法のメリット〜記憶の側面から〜)」に続く。


posted by ヒカリ at 23:46| 独学独習問題集参考書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月04日

解法の選択肢が掲載された参考書、別解が掲載された参考書を使うメリット plus ヴォクのwindows PC

目指すということは人間にしか与えられていないことで
人間は目指すことができるから楽しい。

夢がないというのはもったいないことで何を目指すもなくぼーと時間を過ごしてしまうことになる。

一本の目標のある人は毎週どの週を見てもとどまるということがない。

きょうの光っこ。
とどまることがなかったのではじめて志望校を聞いてみた。
それはTOP校だった。

目指すということができている点では半分だけ合格しているようなものだ。

「行きなさい」と伝えた。

勉強は、本だけあればどこまでもできる。
合格までに必要なことなら全部参考書と問題集の中に書いてある。

楽しい理科の本がある。楽しい社会の本がある。
これから勉強はどんどん楽しくなるよ。

plus
仮にある分野の問題が入試問題として出題されるとして、制限時間÷大問数以内で解けるかということが試される、すなわち試験される。
たとえば120分で6題の出題なら1問を20分で処理すればよい。12題なら10分ということ。過去問を見たら大問1つに使える時間がすぐにわかる。

20分で解く技術の中には読解力と計算力という技術が含まれるのは当然のこととして、他に要求されることは何なのか。

数学の試験問題を制限時間内に解くために必要な第3のスキルは解法の可能性に関する知識と解法の選択に関する知識である。

こうやったら解きやすくなるという手筋(=定石)を知っているだけでは十分ではない。この問題を解くのに最善の手筋が自然に思い浮かぶような状態にまで解法の可能性に関する知識を深めておく必要がある。

数ある解法の中でもなぜその解法を選択したのか、なぜその道を選んで解いたのかというのを試験が終わって後からゆっくりと説明することができるだろう。

でもその問題を解くまさにその最中にはこうして解いてみたらよさそうだという読みができるまでに解法の知識があり、半ば直観的に選び取って解くことができたというのが望ましい状態となる。

そういうレベルにまで自分の解法知を高めねばならない。入試問題は技術と知識の差を得点の差として評価できるように、得点が技術と知識とに応じて変わるような良問を作成してくれている。

可能性としてどういった定石があったのか、あり得たのか、その中で自分が選択した手筋はどうだったのかということまで、いやそれこそをよく考えながら、解くということ、練習するということを組み立てるようにする。

それが解答解説書では、解1、解2、解3という別解として現れる。
すぐれた問題集、一般によい問題集には解法(の定石=こういう問題にはこういう必然性があるのでこういう発想で手をつけられる)が複数掲載されていて、解法の比較検討までなされている。Aの解法は一般性が高く応用がきくだとか、Bの解法は計算量が少なくて済むだとか、解が複数掲載されていると、解法の選択の勉強ができる。

時間さえあれば解けるというレベルに到達するのは目標までのほんの一部、入り口でしかない。どう解くとどう違ったのかまで評価すること、比べることまで含めてわかったときはじめて、問題を考えたと言えるのだ。

だから、解いた後に違う仕方で解き直すことが、数学の勉強法の秘訣になる。
どんな解法があるのだろうと。


posted by ヒカリ at 06:11| 独学独習問題集参考書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月29日

E君のこと(5) plus 和積の公式と合成波(定常波の波動関数の作成)

ヴォクに勉強法を与えた人の一人にコーチえのもと以外に友人のE君がいる。彼は現在弁護士をしている。
いつものように部活を終えたヴォクが図書館に行くとE君はニヤニヤしながら分厚い本を読んでいた。
たまにシャーペンをもって肌色のルーズリーフに思いついたように計算している。

『前田の物理』だった。物理のひみつがなんでもかいてあるとのことで「昆虫のふしぎ」よりも「植物のひみつ」(ヴォクの愛読書だった)なんかよりもとにかく絶対おもしろいのだぞと力説してくれた。

ヴォクは花や昆虫が好きだったので生物や地学をやっていたのだがE君の影響で物理を読み始め気がつくと、物理をやることに決めていた。

『英文解釈教室』や『大学への数学』同様、衝撃的な書物だった。そういうことか!と膝を打つことが1ページに1回くらい出てくる。
高校の授業でやっていた物理の教科書には触れられもしないことかしつこく丁寧に描かれていた。

驚くべきことにご丁寧に暗記の仕方まで紹介されている。
こんなすごい本があるのかと何回読み返すときも新鮮だった。

E君には3年分の大学への数学ももらっていた。
「あれ、つかなわいの?」と聞けば自分はもう20周くらい読んで全部覚えているからということだった。

英文解釈教室も2冊(なぜか2冊)もらったのだが大学への数学と前田の物理までもらって不思議だった。
なにが不思議かといえば、ヴォクはE君の勉強法にただただ驚いてばかりでE君になにもあたえていないのにE君はぼくにだけ自分のやっていた勉強法や本のことをいつも話してくれた。

なんでぼくが?という感じだったが、なんでもほしがるまこちゃん状態だったヴォクはありがたくいただいて先輩E君に勝負を挑んだ。E君は持っている本は何周も読んでいるので勝ち目はなかった。

しかし感動しているというその点においては互角だった。
なんてすごい本なんだ。休憩時間はあの章の何々についてどう思ったか?
「もらう力と与える力を区別する」はどうだった?
俺はこの記述を読んだときこうおもった、などと本の話で盛り上がった。

もしかしてスモールトーク仲間が欲しかっただけなのかなとも思った。
どっちにしてもありがたいことだった。

後日E君が東大に進んだあと下宿先を訪ねた際にさらなる驚きが待っていた。
貸しアパートなのに受験用の参考書が山積みになっている。
漫画みたいな話だがその上に寝ているというような感じだった。
歩く場所は小さく振動で本がずり落ちてきた。

あまりに好きで参考書ももってきてしまったらしい。
E君は予備校で講師の仕事をしていたので使わないこともなかったのかもしれないがいくらなんでも引越しの荷物にそんなに入れなくてもと思うような量だった。

神田のすぐそばだったので本は増える一方でねというようなことを話していた。
いや、あなたが自分で神田に引越したんでしょ!

Plus 今週の原書購読。
小学生のうちに英検準1級をとった子がいるのだが、この子はもっと英語を読みたくて一緒に原書購読をしている。

今週は The Geography of Thought : How Asians and Westerners Think Differently and Why を読んでいる。
英語で書く要約だけでなく小論文課題もつけているのだが、この子(一橋大受験生)の論文はヴォクだけが読むにはもったいないくらいおもしろい。

plus きょうの中学生数学(中2)。
現在三角関数をセルフラーニングしておりきょうは和積の公式を導くところをやっていた。
加法定理からささっと導いていて普通にできていた。
ちょうど物理のセルフラーニングで波動をやっており直接波と反射波の合成波の式を導出する問題もやっていて合成波が式で表せてうれしいと言っていた。
たしかに、和積の公式がバリバリ使えるのでここは快感。





posted by ヒカリ at 06:55| 独学独習問題集参考書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月10日

大宮高校、蕨高校の数学指定図書がゴイスな件。物理と化学と数学の独学独習参考書の中には原理と体系が存在する(中学生、高校生)

なぜセルフラーニングなのか。ひみつを書く。シリーズ(1)は、「セルフラーニングはそもそも可能なのか?」というFAQ(よくある質問)に直球で回答。

光が推薦する難関校受験を突破するための独学独習参考書問題集、略して「光推薦独学図書」(命名by ねこにゃ〜☆さん@ http://ikotto.jugem.jp )の話。

独学が難しいとされがちな科目が難解に見える原因の一つに何が基礎で何が基礎でないのかがごちゃごちゃになっているというのがある。

ここで学習にとっての基礎とは、入門的なことという方の意味ではなく「他から導くことのできないこと」である。原理と原則といえばいささか大げさだが、語感はむしろかなり近くなるだろう。独学できる参考書には多くの現象をあまりにシンプルな原理で説明するくらいの流れが存在する。

たとえば「電流の周りにはどうして右回りの磁界が発生するのだろうか」という疑問に対して人類はいまだ答えを持たない。それは基礎的な法則として受け入れた上で電磁気学が築かれているのである。

しかし初学者はそこを疑問に思い立ち止まるかもしれない。その疑問は自由な人間の不思議を不思議と思うしかるべき姿である。

同様にフレミング左手の法則で有名な電磁力についても、その大きさは経験的に知られているだけでありそれ以上遡ろうにも人類は答えを持たないのである。

そこを勘違いしてはいけない。
「私には電磁力がわからないなー」なんて勘違いする人は、それはそうなっているだけで、そこより前に理由をさかのぼることはできないことに気づいていない。

「わかる/わからない」の課題なのではなく電磁力の大きさは「知っている/知らない」という枠組みでとらえなければいけないだけなのである。そして後者は、はじめは無の心で「覚えてみる」ということが学習の準備段階では必要なのだ。恐れずに暗記することだ。そうすれば、それが水となって流れの川の一部がはじめて理解できるようになる。理解が進めば、納得したくなってくる。好循環が暗記からはじまっている。

もう一度言おう。「わかる/わからない」の課題なのではなく電磁力の大きさのように「知っている/知らない」という枠組みでとらえなければいけなのものが存在しているのである。そこを区別していないでなんでもかんでもわからないと勉強する気にならない?って、そういう勘違いが世の中には溢れている。

だからこそ、難しい科目(と勘違いされやすい科目)こそ、基礎と、基礎から導かれることとの区別をつける必要を理解し、納得しながら、会得するべく修練したいものだ。

もっとわかりやすく例を挙げる。
1、たとえば運動方程式 F=ma は経験則(経験から知られること)であって他から導くことはできない。

2、他にたとえば、速度=距離/時間(距離÷時間)は定義式(人間が決めたルール)であって他から導くことはできない。

3、逆にたとえば、オームの法則V=RIは上記の経験則や定義式から導くことのできる式である。
この3者を区別することが初学者にとって重要なことなのだ。

とくに1、2、を無意識に3だと勘違いし科目がわからなくなる印象を受けてしまいがちである。



他に、たとえば、中学1年生の理科ではじめて「ニュートン」と読む力の単位 N が出てくる。
Nのために、あえて書こう。

質量を表す kg という単位が別にあるのに中学1年の理科以降はどうして N の方をも使うのか。いったい kg と N とはどんな関係にあるのか(1 N = 1 kg • m/sec^2)。おそろしいかな、物理をやるのに[kg]と[N]の区別をあいまいなままにしているケースが見られる。
説明すると、下記のようになる。
20F38124-0EB6-415D-BE1E-1FF19B91110B.jpg

かんたんには、

ニュートンは組立単位で、基本単位で書き表すと N = kg・m/s2 (キログラムメートル毎秒毎秒)である。


Nの式はいいとしてその意味するところは何か。 そしてガリレオやニュートンが N をいかにして発見したのか。 それでも N ではなく kg の方が標準的に使われるのはなぜなのか(MKS単位系)。

kg が使われるのは慣習的な理由ではない。 理科が好きな人の多くが意識しているようなきちんとした理由がもちろんある。 独学者にとって悲しいことに、教科書にはそういう基礎(他から導かれるものか否か)に関しての説明が多くない。

学習法として先に暗記をしてから理由はあとからつけるというやり方が存在する。しかしあえて Nのためにもヴォクは言いたい。

もし理由がわかるのなら先に理由を知ってから新しい知識を手に入れた方が楽しいではないか。そしてどこからが理由のない行き止まりとして知られていることなのか知ることができたらうれしいではないか。

どういう原理から新しい方の知識が導かれたのかを知ること、それは簡単には導出などと呼ばれる、は勉強の最大の喜びの1つである。

人間は誰だって宇宙のひみつを知りたいし世界の不思議を発見したいのだ。

話を戻すが N ではなく kg という単位を使うのにはわけがある。

そういう基礎からこそ学習できるように、書かれている受験参考書は少数ながら存在する。
だから、参考書は探してでも読むべきだし、理由がわからないことは書店や図書館でいろんな書物を開いて調べる必要があるのだ。(非常に残念な現実として国の検定教科書は薄く、原理原則の記述は少なく、暗記に役立つ有名な語呂合わせなども掲載されていない。したがって、教科書は入門者が頼るべき書物ではない。教科書は単に入試範囲を示すものと位置づけざるを得ない。大学で習うべきことは大学に回すのが日本の検定教科書のルールなので公式は天下り的に理由なしに示さざるを得ないわけである。だから日本の大部分の小中学生は球の表面積の公式も球の体積の公式も理由なしに暗記している。もっとはっきり言おう。なぜ英語の検定教科書には文法解説もなければ和訳もないのか。中高一貫校が採択しているTreasureには文法解説はたくさんある。なぜ英語の検定教科書にはCDが付いていないのか。なぜ英語の検定教科書には日本語が少ないのか、発話と英作文が英語学習の基本なのに日本語訳がなければ勉強しづらい。CDとガイドを書店で揃えるのはいいが金のない子どもが不利になるのは義務教育としてはよいが教育を受ける権利になってない。)

さて、そのような「基礎」から書かれた本自体は探せばたくさんあるのだがいくつかの(独学が困難であると誤って呼ばれがちな)科目で、書名を具体的に挙げてみたい。


物理 (入門レベルでは、1、『前田の物理』(受験の物理も内容とレベルはほぼ同じだが、「前田の物理四訂版」か「前田の物理五訂版」の方が少しだけ詳しい。)初学者向けのいろんな本、秀和システムのいろんな本、中経出版の黄色い本など)→『高校数学でわかるマクスウェル方程式』(マクスウェル方程式を見れば、クーロン力が1/r^2に比例する意味がすっきりわかる。高校物理のはじめのはじめに習うクーロン力の公式が理由不明の丸暗記から始まる(@物理の検定教科書の場合)のと、納得から始まるのとでその後の学習の楽しさがどれだけ違ってくることか)などふしぎ、ひみつを解き明かす面白い本→その後、河合出版『理論物理への道標 上下』(杉山 忠男)、、ゴール図書として2、駿台文庫 『必修物理 上下』(坂間 勇・谷 藤祐・山本 義隆)(※)、『必修物理問題演習』(※)、『坂間の物理』と駿台文庫 『新・物理入門 増補改訂版』(E=mc^2が導出されている)、『新・物理入門 問題演習 改訂版』(山本 義隆)など。そしてすべてのつまっている「親切な物理」や「物理―高校課程(原島鮮著)


化学 (初学者向けの色々な本、中経出版の黄色い本(以下「黄色い本」)など)→『化学のドレミファ〈1〉反応式がわかるまで』→『暗記しないで化学入門』、『イオンが好きになる本』などふしぎ、ひみつを解き明かす本→その後、ゴール図書として駿台文庫『新理系の化学』(とくに下巻)、それを補うものとして「原点からの化学」 化学の理論/化学の計算/無機化学/有機化学/化学の発想法(石川 正明) , 貴重な調べる図書として三省堂 『化学の新研究-理系大学受験』と三省堂『化学の新演習 化学基礎収録』(卜部 吉庸)など。また、3、『スグわかる化学反応の系統学習』は脱暗記の良質な独学図書。酸化還元も中和も紙1枚の原理と知識だけで全体を見渡すだけの説明を与えており、化学反応のひみつをものの見事に解明している。(光塾必修図書指定) 4、『最短コース化学の総括整理』はおもしろい。

古文 (初学者向けのいろんな本、黄色い本など)→その後、駿台文庫 『古文解釈の方法』と『古文解釈の実践』と『古文解釈の完成』(関谷 浩)など。

英語 (初学者向けのいろんな本、黄色い本など)→『山口英文法講義の実況中継上下』など明解な英文法の参考書(印刷教材)、・いいずな書店のYouTube動画『Vintage―英文法・語法 CD付き』の解説(音声だけでない動画教材(無料) http://www.iizuna-shoten.com/html/modules/vintage/video.html )→その後、研究社 『英文法教室』と『英文解釈教室』と『英語長文読解教室』(伊藤 和夫)など。

数学 (初学者向けのいろんな本、秀和システムのいろんな本、中経の黄色い本ほかの印刷教材)または、長岡先生の授業が聞ける高校数学の教科書数学 (考える大人の学び直しシリーズ、音声教材)→5、『大学への数学』(研文書院の黒大数 ※)や『大学への微分積分』(同 ※)、『理系数学の原点』、『大学への数学 ニューアプローチ』(同 ※)など基礎のキソ、公式の意味がわかる参考書や『数学の計算革命』(駿台※)などの計算技術と計算スピードを養成する問題集→その後、啓林館 『Focus Gold』 数学3冊または青チャートなど。Focus Gold数学は大宮高校の副教材にも指定されている。チャートでなくこの本フォーカスゴールドを副教材に決めてしまった大宮高校の数学科には驚いた。6、『大学への数学 1対1対応の演習』(東京出版) (光塾必修図書) と7、『解法の探求』シリーズ(同)。

上に番号付きで挙げた16冊あまり(の印刷教材)はあまりに優れており、その意味で伝統的な参考書である。((※)は絶版のため若干入手が困難。光塾には先輩達が寄贈してくださったものが何冊かずつあり、無料貸出可能。) 版が違うだけでも欲しくなる(よくばりかっ!)ような名著中の名著。

本当に優れた参考書は30年や50年くらいで価値が減るようなことはいささかもない。(価格は希少な分だけ高騰しているわけだが、本の内容自体が異彩を放っている。)

ミスチルの初期の作品が、いろんなアーティストの最近の楽曲と比べてもひけをとらぬくらい新鮮に聞こえるのと似ていると言えば言えようか。

話は、物理化学古文数学英語だけに限らない。その他ありとある受験教科、科目の「参考書」があり、基礎の紹介も、知識のつながりも、仕組みや構造も、流れも、覚えるべき最低限のことも、ここまで覚えたら全部という上限のことも説明されている。そして練習できる「問題集」は5年程度では解き切れないくらい、良質の問題集が多すぎる冊数、出版されている。

「参考書」の中にはもはや秘伝の技術と呼べるようなものはひょっとしたら存在しないのではないかとさえ思われる。
そう思うほど思考法も技術も知識も経験も書物の中に親切に記されている。
参考書が充実している現代日本は独学の時代に入っている。

いや、ひょっとして秘伝の知識などはじめからどこにもなかったのかもしれない。
知識というのは気づきであり、人間は気づきを共有したいという欲求をもっている。
惑星の運動はこういうふうになっていたよとか、カスタネットの叩き方はこうやるとかっこいいよとか、あるいはもう世間話まで含めて人が気づかなかったようなことに気づいたら人に言いたくなるよな?

だから秘伝の知識なんてあったら逆にもったいない。
学問に関する限り、それはすぐに論文に書くなり参考書に書くなり、ブログに書くなり、アマゾンで販売するなり、Youtubeで述べるなり、共有したくなるはずだ。

だから公開のブログや日記やつぶやきやレビューが存在するのであり料理法でも勉強法でも職人さんの技術でも公開するには訳がある。

ましてや多くの世の人を幸せにする新知識や新発見なら所定の手続きをとって公表したくなるのが人間の常なのかもしれない。

受験参考書、それは受験制度の中で発展が加速した学参の一種。ときに基礎について秘伝の知識を書く度合いが過ぎて感動的なまでに学問的な書物。本棚に並べて眺めるもよし、本の香りをかぐもよし、電子的な端末に入れて読書するもよし、共通の読者と話に花を咲かせるもよし。会得してもっと先まで進むもよし。もちろん単に受験で成功するもよし。しかし受験参考書には受験で合格させる以上の気づきと知恵が書かれている。

受験参考書にそって学習する場合に唯一気をつけるべきことは筆者が覚えろと書いてあることは絶対に覚えるまでやるという点である。そもそも参考書は手を動かしたり頭の中で反芻したりしながら考え、読み、繰り返し、自然に丸ごと覚えてしまうくらいでなければ読む価値が半減してしまう。

『英文解釈教室』の伊藤師が後書きで述べたように、血肉化させてはじめて本を読んだと言えるのだ。血肉化とは会得のことを言うのであろう。
それにむけては修練あるばかりである。

すぐれた本がある。さらに、復習しやすいように電子書籍で読み返したり、音声で聴いたりすることも容易いように、端末が、電子情報が、進化している。

学習するための書物もツールも充実している現代日本において、差がつくことの一つ目はどの本を読むのかという点。せいぜい入門から極めるまで、1科目につき10冊から20冊くらいにまでに冊数を絞りこむ必要がある以上、学生や受験生はなんでもかんでも見つけ次第に読むわけにはいかない。(必要なスキルに日本語読解力はもちろん必要だが独学をするうちにそれは向上する。)

はじめの1冊との出会い。はじめに0から8まで理解できるようならその後の学習進行がめっさスムーズになる。はじめの1冊との出会いは運命的だ。

また、辞書のように何でも説明してある参考書との出会いは、学習に深さを与えるだろう。

著者の血と汗の結晶たる参考書が学習者にとって最高に優れたものであるならば、科目の習得ペースが加速する。

最後は、学習者自身の根性。目の前に最高の書物があるというのにもしそれをやりこまないとしたらもったいないが、目標に到達するためどこまで練習するのかは個人的な根性の問題である。

かくして、受験勉強はいつだって自分との闘いである。必要な情報はすべて掌の中に収まっている。それを使い切るか捨てるのか、決めるのは自分だ。

と、そんなことをコートのライン際でえんえんと何時間かサーブの練習を1人で続けていた人(の根性)を見ながら思った。
サーブの練習もまた1人でできる。

きょうのおまけ
地学生物は知識の世界。物理化学は技術の世界。スキルが使えるまで手と頭を動かさないとわかるようにならない。できるようにならない。
この参考書は中学の理科。




ところで物体が斜面を下りる等加速度運動については中3の物理の範囲であるが、力の様子について詳しく記述している参考書はさほど多くない。しかし入試では理由も結果もわかっていなければ得点できないように出題される。
詳しい参考書を読むことが重要であるゆえんである。
次の図はかんたんな説明になっている。(たまたまO石中3年の理科の定期試験で出題されていたので解説を書いたときのコピーだ。)


6CF5C9B2-5DB8-4689-8623-EB936B2E31DC.jpg
重力,分力,抗力,摩擦力の説明は別のところでなされるのではしょられている。
中学生が物理をするときに考えるべき点は学校教科書ではカバーされていない。

くどいくらいにもう一度書こう。
本を読み自分で考えることだ。
参考書はそのために出版されている。

独学にとって難しいのは参考書選び。書店にはあまりに多くの参考書が並んでいる。本当によい参考書は10年、20年たってもいい。

絶対的な参考書が存在する。(逆に出版してすぐに絶対的な本になったFocus Goldのような参考書はすごい。今後10年、20年の新しいスタンダードとなる。独学時代をさらに加速させた。『フォーカス FOCUS Z数学』も楽しみでならない。)

ほなね。
写真は『新・物理入門問題演習 改訂版』の中にある手書き答案のページのひとつ。お気に入りのペンと。
133157F3-DB00-48AF-8A46-78F7AF1DF876.jpg

関連
こんな参考書はすきだ

たとえば小6の子が行きたい高校を決めている。長期目標が動かずあるので導きやすい。

たとえば中2生が大学の学部を決めている。長期的な目標がぶれずにあるので高校の選び方に軸があり教科学習の教科間配分も立てやすい。薬学部なら化学は常にプロ級で進めばいい。

もちろん目標を途中で修正することのあるとしても、それでも何も目指さずに進むのと目標を定めて進むのとでは短期中期で振り返った際の到達レベルがおよそ違ったものとなる。

ヴォクはこれをショーシャンク効果と呼んでいる。映画ショーシャンクを見たことのある人なら、「そら、そーでしょ」と言うかもしらん。(空だけに)

セルフラーニングのメリットについて聞かれたので書いてみた。メリットもあればデメリットもある。それは当たり前のこと。
どんなものにも良い面悪い面はある。
何を重んじるかの違いで個人が選べばよい。

1、本(印刷教材)とペンがあればどこでも勉強できる。ちょっとした待ち時間、電車の中の通学時間など隙間時間を活用することができる。(ノマドのセルフラーニング) 印刷教材なら一目で全体像を見ることもできる。2次元なので図や絵も視覚でパッととらえられる。音声教材と違ってどこからでも学習できる。戻ることも進むこともジャンプも思うがまま。2、3、4倍速で復習もできる。音声教材より結果、速いので入試に間に合う。

2、印刷教材があれば、わざわざ人に習いに行かなくても学習を進めることができる。部活動や課外活動とスケジュールの両立をすることができる。(独学のセルフラーニング)

3、学年に関係なく自分の会得段階に応じて先へさきへと進むことができる。小学生が中学や高校の数学を学んだり、中学生が哲学書や新書などを読書したりすることができる。(前進のセルフラーニング) 印刷教材があればどこまでもどこからでも学習できる。

4、同じ内容でも難度の高い問題演習、別な角度からの解法など内容を変えた学習をし納得度合いを深めることができる。3年後の高校入試、大学入試などへ備えて同じ単元でも難関校の入試問題に挑戦することができる。難関校の入試問題は一般に良質な問題が多く、理解を深めることができる。(深化のセルフラーニング)

5、大学などで学び、公務員試験、税理士試験、建築士試験、薬剤師試験など各種試験合格や資格を取得する際の準備の多くの部分、基礎的な部分を独学するしかないことがある。一般に高校、大学と上位の学校に進めば進むほど人に教えてもらえる領域は少なくなっていく。(大学でのセルフラーニング)
研究でも最先端にまでいくと知識や技術を有しているものがますます少なくなるので自分でやるしかなくなっていく。 (先端のセルフラーニング)

6、学校の先生の授業に左右されなくなる。どんな先生に習い、どんな授業を受けるのでも単元を身につけるには自分でやるしかないとわかる。
幸か不幸か、高校では教科書を一切扱わず、雑談中心に、試験に出ないことを中心にして授業を組み立てる先生が少なからず存在する。いい学校にも悪い先生はいるし逆もしかり。雑談には価値があるかどうかは聴いている人にしかわからない。
それでも定期試験はきて、入学試験がやってくる。
どんなにいい高校や大学へ行こうが自分の担任の授業がもし教科書を扱わないなら教科書内容は他でやるか自分でやるしかない。
学校がよくても担当の先生がよいかわるいかまでは受けてみるまでわからない。
万一授業が成立していないときは、知識と技術を身につけるために別な人に習うか、自分でやるか、あるいはその両方かを選択せねばならない。(環境に依存しないセルフラーニング)

7、人に習うのにはお金がかかるが、セルフラーニングは書籍代や無料や安価な動画講義が費用の中心になるため、節約することができる。(セルフラーニングの経済性)

8、自分でやるのが好きな人もいれば他人に教えてもらうのが好きな人もいる。
時期によっても内容によっても違うだろう。
疑問に思ったことがあるときに自分で調べながら自分の頭で考えたい人もいれば、ちょっとしたことでも人に聞きながら考える人もいる。
セルフラーニングは前者の人の学習スタイルである。(セルフラーニングのDIY)

9、セルフラーニングなら好きな本やタブレットを読んで学習できる。
好きな先生に師事することができる。(セルフラーニングのコーチ希望選択)
『学研がんばるタブレット』やZ会の「速単教室」のような各種タブレットを使ったソフトや、動画授業(『受験サプリ』(1.4倍速、1.5倍速などアプリやブラウザで再生速度を高速に調節できる点が便利だ)や『スマートレクチャー』やYoutubeなど探せば安価で良質のものはたくさんある)で無学年式飛び級式にどんどん好きなところまで学ぶことができる。音声教材や映像教材のデメリットは遅いということくらいだ。時に費用が高いというデメリットもあるだろうけれど。
今は教室で授業を持っていない先生の講義でさえ、それを収録した参考書(印刷教材)を読めば、学習することができる。(セルフラーニングのタイムマシンとどこでもドア)
スマートレクチャーは、ラインナップが増えると期待できる。http://www.smart-lecture.com/science/pages/sample_chemistry.html


10、最後に、セルフラーニングすることで考える力、導出する力、なぜを考える力が身につく。(セルフラーニングによる導出力) 印刷教材を読むほどに日本語読解力が高まり、読解力が上がるほど独学が進むという好循環。

大学の発表が終わり今年の光塾の入試が終わった。
大学入試を終えた塾生とは6年以上の長い付き合いだった。
これからもどうぞよろしくね。

新しい高校生は入学後が本当の勉強になる。大学入試の大変さに比べたら高校入試の勉強は楽だったと振り返ることになるかもしれない。

どこの高校でもどこのコースでもどんな先生に習っても勉強は参考書があればたった一人、自分だけの力で進めることができるようになる。逆に言えばどんな高校に所属しているかは重要な問題とはならない。

未来の夢に近づくために新しいスタートが切れますように。





posted by ヒカリ at 06:21| 独学独習問題集参考書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月19日

小中学生の英単語の本 ベストの2冊『システム英単語中学版』と『例文で覚える中学英単語熟語1800』(光推薦)

光では、小学生の英単語の本はキクタン、ユメタン、シスタン、ソクタン、「例文で覚える中学英単語・熟語1800」を必要の順で使ってきた。中でも「例文で覚える」は伝説的な参考書で、英文の中で英単語熟語をどんどん覚えることができる。(類書に『高校入試 短文で覚える英単語1900 (シグマベスト)』というのもある。いまヴォクが書いているのは下の写真の一番上の本。)

CD0BDE81-1B31-475A-AC67-FA8067184691.jpg

「キクタン」はCDがいい。小学生にとってチャンツとリズムでできるキクタンの威力は絶大だ。大学入試基本レベルのベーシックまで一気に駆け上ることができる。

英検がとりたいという変わったニーズにはキクタンで一気に増やすし、きちんと読み書きの土台をつくるという真っ当なニーズには『例文で覚える』や『システム英単語中学版』からとなる。

英単語は例文の中で覚えるととっかかりが脳内に多数形成され、長期記憶に残りやすい。英単語を覚えるならコロケーションの中で覚えるか、そしてもっといいのは文の中で覚えたい。ライトハウス英和辞典は同じく例文が多く載った小辞典なので、光推薦英和辞書としている。同じ理由から2番目の候補はウィズダム英和だ。

例文式単語学習の参考書はこれまで「例文で覚える」の独断場だったが今後は『シス単中学版』もある。システムと例文で覚えるは作りの点で非常に似ている点が多い。

「例文で覚える」との最大の違いはシス単中学版の方が文法解説が多い点である。
第2の違いはシス単の方が例文が短い点である。
この最大の差異2点をよく検討してから自分にあった本を使えばいい。どっちがよいかは人による。
対話文が多い方がいいというニーズもある。長い例文がいいというニーズだってあるだろう。
紙質やCDの種類(PC用か、Ipod用か、オーディオプレイヤー用か)や音質などこだわりで選ぶこともあるだろう。

0507AD4A-F623-4C26-A060-31269825B0C9.jpg

「シス単」は例文で単語、熟語、文法を覚えるために書かれ難関高校入試を突破するために編まれている。最大のポイントは青字の文法語法解説にある。青字というのがなにより記憶にとってよい。それに語法が細かい。ゴイス。なんともすごい例文集が生まれたもんだ。

これまで、基礎レベルが終わると即「シス単ベーシック」を渡していたが今後は「例文で覚える」と同時並行で「シス単中学版」を扱うことになる(子別に検討して使用する)。姉妹書の『システム英単語例文書き込みワークブック 中学版』も面白い。

文法の暗唱用例文、単語熟語の暗唱用例文の両方を、「例文で覚える」や「シス単中学版」なら1冊で同時に習得することが狙える。

足りないところだけ文法例文と600選でセレクトして暗記すれば効率がよくなる。

いや英語をとにかく極めたいんだという子には「DUO3.0」をはやい段階で採用している。

DUOはマスターするのに時間はかかるが身につくところが大きい。
今年英検準一級をとった2人は電車の中でエンドレスで回している感じだと思う。片道30分だと往復で1周できるしポーズを短くして高速で聴けばお釣りがくる。
面接練習こそ一次のあとにしたが、過去問は本人任せ。塾内では1題もやっていない。当たり前の話だが英語力があれば英検対策はいらない。
英検が悪いと言うつもりはない。英検で測れる英語力の側面はある。
英検は大学入試センター試験に似た点も多い。
しかし英検には要約がない。それにwritingもない。TOEFLの試験は「Reading」「Listening」「Writing」「Speaking」の4科目あるが、「Writing」と「Speaking」は英語のシャワーのような環境に身を置かないなら、DUOのような本を使って人工的に英語シャワーを浴びるより他ない。CDを聴き続けることだ。

目標に従って採択する本が決まる。
目標のない子には本は渡せない。それは逆効果だ。
それが出るまでは本心からのそれが出てくるまでは持っている本を使い倒す道でやるしかない。

今年の秋は英単語でも上記の他に何冊か市販でよいものが出ているので選択肢がふえている。

例文をよく見て、CDをよく聞いて選ぶ。ソクタン必修編の2版については10回くらいここで書いたと思うが、いまだにこれを超える英単語集が見当たらない(ヴォクの周囲で)。古本しかないので神保町とアマゾンに頼りっぱなし。

ジュンク堂から600選と英和のCDが30冊、駅前の郵便局まで届いた。はやく受け取りにいかねば。
600は春日部高校の指定図書にもなっている。うれしい。
600選は近年採用校が増えている。かんたんな解説がついてamazonでも売られたらきっと大ヒットするだろう。
大切に使い倒したい。

8年前から使っていてここに書いているからだろう、600選はどこで買いますかというお問い合わせGmailがよくヴォクにくる。
最近はジュンク堂を利用している。
電話一本で安い送料で届けてくださる。
感謝の念を表すべく後半は鹿児島弁でお話しすることが多い(最初からせんかっ!)
「600選」は教室で使い続けて20年になる。これほど英語が伸びる教材を他に知らない。
C4A26EBB-04EF-425B-BF0C-61ED61A0B75F.jpg


以上が小中学生の英単語熟語の参考書の話で、高校生はソクタンの2版と4版と上級編とキクブンをメインにしている。trainの中でtrainingできるのはiPodやiPadのおかげがデカイ。英語はまず耳で聞いて聞いた言葉を自分で口ずさむ。英語はそこから始めるとリスニングとスピーキングの上達が違う。

長文の中で知らない単語が少なくなるのを目標にするとして、ゴールたる長文の中で英単語を学習するというのが効果的だと考えている。
そもそも難関になると、英語力や英単語力以上に読解力(日本語での思考力含む)の勝負になってくる。そしてそれが鍛えられるのは日常を除いては、文章を読むときしかない。

もっとどうでもいいことだが、ヴォクが受験生だった頃はソクタンがまだ出ておらず英単語は語源で覚えた。
音声でCDから覚える単語集とは別で語源の単語集を暗記した。
ソクタンをはじめてみた時、おもわず「チクショーなんで今頃」と汚い言葉が口に出た。
あのときの悔しさは、今ではいいバネだ。
あー思い出したらまた悔しくなってくる。

ほなね。



(駿台文庫Webページより引用)
中学1年生の教科書から最難関の高校入試に至るまで、無理なく進められるよう、「中1レベルの英単語・英熟語 500」「中2、中3レベルの英単語・英熟語 500」「高校入試に必要な英単語・英熟語 500」「高校英語への英単語・英熟語 200」の4つのStepで構成。すべての見出し単語に、短い例文<キー・センテンス>を収録。<キー・センテンス 500>は中学の全単語・全熟語を含んでいるだけではなく、中学で学ぶ英文法や会話表現などの重要項目もすべて含んでおり、登場順も主要教科書に合わせている。中学で学ぶ英文法の項目を抽出した<文法チェック>を収録。<キー・センテンス 500>を収録した音声CDと、<キー・センテンス+日本語訳+キー・センテンス×2回>を一区切りとした暗記用MP3ファイルを収録したCD-ROMを添付。

光塾本棚の本が多すぎて整理できない。
札幌の『ソクラテスのカフェ』みたいにもっといっぱい本棚を用意したらよかったか。






posted by ヒカリ at 07:31| 独学独習問題集参考書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月16日

本棚を片付けるのをやめた。plus Gmailの進化系たるInbox 授業時間のわけ

猫舌のヴォクです。

でね、本棚の本の95%は高校以降の参考書や問題集なの。
うち90%は絶版のものだ。

よく無人島に何か1つだけをもっていくことができるとして何をもっていきたいかという話がある。ヴォクの場合は木のペンを常に携帯していてそれを持つだろう。(そこに持ってくなら木のナイフでしょっ!)

こどもの頃無人島遊びをしていたときはスイカ1つをボートに載せた。
島の湧き水に浸しておけばうまく冷えた。

木と本で一画違いだがどっちかひとつなら木かなー。(本の話がしたいんじゃないんか!)
本のいちばんよい使い方は本を読み込む人に貸し出すこと、プレゼントすることだ。

ある大学の図書館には貸し出されもせず恐らく何年か何十年かは一度も開かれもしない本が地下の薄暗い図書室でほこりさえかぶらぬまま埋もれている。

ああいうことは本にとってかわいそうなことだ。
必要な人に手渡せたら本望だ(本だけに)。

高校生が塾を卒業するときにいっぱい本をもってきてくれたりする。なかなか本が減らない。

木の本棚は大きく作ったはずなのに全く片付かない。

絶版の参考書もよいが毎年のようにおもしろい参考書問題集が出てくる。
参考書マニアの方は時間を持て余して困るということはまずないだろう。

書名が同じでも改訂されパワーアップする。
絶版のものが復刊されることもある。

整理しても追いつくわけがない。
使った本は一番右の空きスペースにしまうという単純な整理法でもういいや。

ヴォクぁ、しあわせだなぁー。
真剣な子たち、おもしろい本、書き心地よい木軸のペン、ついでにかわいい花や木に囲まれている。本木(ほんき)生活、やったー。

ほなね。
雑記1、
Inboxに遅れてメールしたら1秒で返事をいただいて驚いた。招待状を催促するときは空メールが基本なのだろうけれど感謝の気持ちを英文、独文、仏文、和文で添えた。
帰ってきた御返事は以下(のようなもの)だ。

〜引用〜
Thanks for requesting an invite. We’ll send you one as soon as possible.

Your friends at Gmail

〜終〜

Gmailが公開された頃をなつかしく思い出した。
Gmailが好きで用途ごとに9つアドレスを持っている。仕事、木、テニス、セージ、本、家族、友人、hikari、hanaなど。アドレスはいくつかあっても同じ1つのGmailアプリで一括管理できるのでパスワードを記憶する必要もない。
Inboxも使っている人の話を聞く限りusefulだ。
「お友達から」でなくズバッと招待状をください。

と願っていたら招待状はすぐに届いた。英語で使い方の動画までご丁寧についていたのでかんたんに使い始めることができた。
Gmailの既存アドレスやGmailのサービスと併用して使えるしこれは便利なもんだ。
仕事用はこちらに切り替えてみた。

Gmailを好きな理由はいっぱいあるが一番は迷惑メールのカットがボタン一発で効くようになる点だ。
メールの洪水に溺れる必要がなくなった。


雑記2、
家系ラーメン最高なお店が近くにオープンして何度か食べに行くことができた。
六角家が食べたくて六角橋にアパートを借りた学生時代からそうだが、家系では「味こめ、熱め」しか注文しない。熱めで作ってくださり、味はめっさ最高。

というわけで誰も聞いてないヴォクの好きなラーメン屋を。

北九州、熊本、鹿児島で、4つの小学校に通ったヴォクのめっさ好きなラーメン屋さんを。好きなラーメンはたくさんあるがつけ麺晴れる屋と六角家がとくに大好き。

雑記3、
小中学生の Reading Master にはお茶の要約問題などを素材にしている。

きょう一通り使い終わった『究極の英語リーディング』は速読速解力向上に効果的とわかった。ヴォクが大学受験準備中に読んでいた『RIC方式』(旺文社)と同様の手法で解説されている。

実際にタイムが15分以内で安定するようになっている。
英語の参考書の充実ぶりに比べドイツ語やフランス語、ロシア語は少ない。
学校で習うことばにはそれをきっかけとして需要がたくさんあって、いろんなよい本が次から次へと出てくるということだろうか。

雑記4、
『思考訓練の場としての英文解釈(1)、(2)』を読み終えた子と『思考訓練の場としての英文解釈(3)』を購読している。
原典購読より面白くなってきたので最近はこちらばかりを一緒に読んでいる。
まずもって章立てがユニーク。
面白すぎて眠る時間も惜しいとはこのことだ。

次回は“高校への数学/解法のエッセンス”直線図形編ほかをお届けします。また見てね、んがぐっぐ。
1DCE28D9-A763-4E78-977B-BADCC6931687.jpg

いまごろ気付いただが、名著『目で解く幾何』(目で解く気か?) って掛け言葉だったのかな。

plus 授業時間はどうして150分なの?

実のところ、50分でもなんとかなる。
原理原則を理解してしまえば、教えることは残らない。問題プリントと合わせて解答、解説プリントも手渡せば読んですぐに理解できるだろう。だから、「授業」に50分かける必然性というのはない。

それでも光は150分の時間をとっている。プラス100分間の中で、問答と自習ができるように。
そう、学習は99パーセントの自習と1パーセントの授業で組み立てている。


posted by ヒカリ at 21:10| 独学独習問題集参考書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月12日

中学生の社会理科の用語集の決定版がバイブル的存在。

全国のみなさん! ボヤッキーでなく、ヴォクです。

当たり前のことだが計算式には多め、少なめ、遠回り、近道、そして素直な解法、自己流の解法がある。

どんなやり方でやるかによって得点率にもスピードにも大きな差がついてしまう。

ただ満点をとるだけでは鉄人とは呼べない。
本の解説には多い少ないの差がなく1ページいや一字一句平等に、はじめからすべてが記載されている。

たとえば『親切な物理』のように親切な参考書にはたくさんの言葉が、解説があらかじめ読者の悩みを想定して書かれている。

それを大事にしたかどうか、ささいな習慣の積み重ねが差になってしまう。

だから本から多くを学べるようになるようにならなければならない。一行を一文字を噛みしめて読むようにならなければいけない。趣味のものに対するときのように、はりつけたらいいのかなぁ。

せめてそういうことを伝えたくてヴォクはこの仕事をしている。
ふとそんなことを錦織圭選手が語っていたチャンコーチとの「反復練習」の話を聞きながら考えた。

身につくまで同じことを考える、身につくまで同じ動きをするというのはいろんなことにつながる(ような)考え方かなー、って。

と、書きながらGoogleしてみると(先の水曜日に来ていた高校生が google という動詞を辞書で調べたら「ググる」と書いてあってたまげたと言ってた。)、錦織圭選手の反復練習についての記事が出るわ出るわ、とまらない数の記事だった。

それだけ多くの人に感動を与える彼の志と努力に、あっぱれ!

ほなね。
今週の気になったことば。

ヒーローインタビューで長く活躍できる理由を問われたときの中日、山本昌投手の返事。

しつこい性格だからじゃないですか
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014090590213839.html

ヴォクから見ると彼もまた野球を愛しているようにしか見えないのだけどなぁ。

43D55F29-6687-4A65-BCA2-571C84342148.jpg
ホットリップスの花が咲いている。2014年9月 @上尾市


いつも思うことだが大学入試範囲に比べて小学校や中学校で学習する範囲は狭い。

中学までが日本は義務教育であって全員が学習するからに他ならないが、現実的に大学入試の範囲だけが急に広く深い。

そういうこともあるので中学受験する人にも高校受験する人にも最後のスパートに入る前まで、ちょうど部活引退くらいまでは小学生なら中学生内容、高校内容を進めている。

この進め方はおもしろいことに焦点をあてることができるので無理も少なく、何より学ぶ喜びを知ることができるのがメリットになっている。

高校数学に入る際によい参考書がいくつかあるがはじめはそれをあえて勧めずに自由に選んでよいことにしている。

まずはこれ、次はこれ、時期別にあれこれと指示するのは一見効率がよいようでいて、実際には自分で選んでみた本を仕上げるという経験をするのが遅れるというデメリットがある。

失敗はかってでもした方がいい。
いかんともしがたくなってからでも、一度失敗した経験が次のときに役立ってくる。

今度こそ、きちんと仕分けしながら格闘したいという気にもなる。
実際、自分で選んだ本は逃げ道もない。
向かっていくより仕方なくなる。

大学入試数学の過去問を30年分、50年分と演習する最終の1、2年間はそうもいっていられなくなるので絶対の本を勧めるばかりだが、それより前は自分で好きにやる道がたくさんあるのがいい。

おまけ。
難関校入試対策に高校入試版の黒チャートが平成26年秋に出版されている。
教科書の解法で難問をさばくすぐれた問題集である。
時間制限付きで良質な問題演習ができる高地トレーニング本になっている。難関高校受験生の自習書として最適。
『ハイレベル中学数学問題集―チャート式国立・難関私立高校受験対策』

チャート研究所 

plus

中学生の社会理科、高校入試対策は受験研究者の用語集がよい。

とくに『自由自在Pocket』シリーズの用語集は難関校入試対策のマストアイテム。旺文社の同種のものより優れている点がある。

目利きの方はもっているとおもうけれど書いておこう。


当たり前のことだが入試の問題は範囲が教科書であり、解答は用語が基本。

その用語2000なり2800語なりを正確に説明でき書けるのか。

全部必答。

自分で一問一答をつくるのがベストだが文武両道いそがしい中学生にはベストの一冊。

(書名のわからない人は、出版社名が変わっているので自由自在pocket 社会 用語集で検索してください。)





posted by ヒカリ at 23:36| 独学独習問題集参考書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月24日

思考訓練の場としての英文解釈 plus 浦和一女大宮連続全員合格の先に。

年齢が上のテニスのペアからいただいて高1後半から高2にかけて読んでいた本。その先輩は京大を出た後いまは医師をしている。

対照と照応など文脈についてまで読解を試みた力作だった。当時から京大英語、医学部受験生の間で定番の参考書だった。

当時は発売されていなかった第(3)巻が出るとあってテンションマックス。

8/31に取りにいこう。

育文社のホームページ

plus 塾の話も。
光塾の話。ウラウラコースを設置した年から浦和・一女・大宮志望の子が塾生の大半になった。中学入学前から通う子は週2日、小学生から通う子は週1日の指導。
大量演習、大量暗記で中2までに上記3校を志望校にあげた子の100パーセントが合格進学している。不合格者人数含めて、光塾ホームページに記載している。

今年もまた多くの子が浦和、一女、大宮受験に挑戦する。全員合格は当たり前として、上位にどこまで登りつめることができるのか、県内100位、県内10位以内を目指して指導している。

指導内容は独学の心構えや独学の仕方の話が多くなる。
将来的に資格試験、国家試験などにも挑戦するであろう彼らに伝えたいことがある。

希望者は高校進学後も東大一橋大国立医学部進学各コースで引き受ける。


posted by ヒカリ at 06:17| 独学独習問題集参考書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月28日

イメージ図書からはじめなきゃ(1)

久しぶりにイメージ図書の話。

難しいものをやっているのはどこかかっこいい?
たしかにぃ。
難しい問題集をやっているとその分野のツウみたいでかっこよかったりする。雰囲気が大切なのである。


B819EEEC-F81F-44AE-A602-A88969C69D2C.jpg
(チェリーセージの花にはどこか小鳥の雰囲気がある。そんなにヴォクをみつめないで。)


でもね、初学者がいきなり難しい問題集を?
なんで?
最終的にどこまで到達しているのかということと、はじめどこからスタートするかは別問題。

難しい本とかっこよく格闘してるはずが、難しい問題集とにらめっこが進んでる。

10題やって1題解けそう。
脳がとけそう。(失礼)

自力丸がつかないならもうプライドを捨てかんたんな本を探してそれからはじめよう。

はじめるのにかんたんすぎることはない
(詠み人 ヴォク)

絵のいっぱいついた本が書店にある。
歴史まんがのついた歴史の本は有名だね。
わかりやすいし記憶にダイレクト。
歴史だけじゃなくて全教科あるよ。
市販されているよ。

イメージや漫画は脳内にイメージの核を形成してくれる。
難しい問題群と格闘するはイメージができたその後がいい。

漫画っていいよなー。まんがって感動するよなー。
たのしい、引きずりこまれるうちにいつの間にか内容が頭に入るという。

まぁ漫画読んで困ることと言えば挿絵に見とれて、「にやぁー」としてるところを人に見られたときにはずいことくらいなわけ。
ちょっとはずいだけよ。
そんなときは「みたなーっ?」て言えばよろしい(ニヤリ)

それでも漫画。
漫画ってやっぱおもろいじゃん。
な!?
マンガはイメージどかーんだ!

10冊書店で見て漫画の載ったいい説明書がなかったらもっと大きい書店でもう20冊見てみるといい。

漫画やイメージの本は必ずある。
見開き1ページが1分から5分で読める。

見開き1ページでひとつのテーマになっているから5分で1テーマのイメージが持てる。挿絵だけかと思いきや説明書きは十分にツボをおさえている。
ぐぐーって。

これならもう自力でできそう。
って、そう思えるようになったのはマンガや挿絵のおかげでイメージを共有することができたからなんだね。

イメージ図書というのは独学者の初学者にとって必要な図書であって、そこをきっと「ホーム」にしたらいい。

イメージなのではじめに書店で読んでみてビビっとくるのを選んだらいい。
ビビビのビってきたら、まちがいない。

本屋で5分読んで感じるところがなかったならその本ではまだだめだ。次いってみよー。

本当のイメージ図書ならその5分であなたに訴えるだけのインパクトをもっている。

もう、出会えただろうか。
イメージ図書に。

教科書をよく読んで疑問点はすぐに調べる、それが学問の基本であることは間違いないが教科書の意味さえ伝わってこない仕方のないスタート期は、もうプライドなんてかなぐり捨ててイメージ図書に突っ走れ。

そういうイメージの本は本当にあるんだ。

一方で教科書は学校で使うものだから個性的には作られていない。
教科書には無駄が一切ない。

教科書じゃあ、興味がわきにくいっていう初学段階ではもうイメージ図書からはじめてみるの。

厳密さを犠牲にしてでもあなたにイメージをダイレクトにインパクトをこめて伝えようと必死な絵本。

そういうところをホームにしたっていい。
難しいことならいくらでも後からやったらいいじゃない?

難しいことを簡単に伝えるのは実際に難しい。
そこをなんとか工夫に工夫を凝らして、届けようって、言ってる絵本(まんが 挿し絵 写真 図 グラフがいっぱいの本)がいっぱいあるの。
そして同じ、図が載ってるでも、
図がデカくてキレイなのがいい。

図がデカくてキレイ
なのがあるの。
見やすいはわかりやすいにつながっているんだ。
猫や犬まで登場していたらもう本物だ。



ほなね。はなね。ほなはなね。

(いつものように挨拶の後になんか書く。)

イメ図書は各教科、たくさんありすぎるので、例、あくまで例。(じゃ、あんたもブログでなくて漫画で書けばいいのに!(いや、ヴォクは絵はねー、絵はなー。・・・テニスボール拾いならうまいんだけどねー。))

こないだの「ほんわか」
http://www.shinko.ee-book.com/hw/special/index.html

NHKの例の講座。
http://www.nhk.or.jp/kokokoza/

サッカー キング カズ の召集はあるのか。
優勝を狙うW杯日本代表のゴールデンメンバーサプライズ選出の噂が飛び交う中、庭のゴールデンマーガレットが花をつけた。
黄色い花をつけた。風にも負けず雨にも負けず、ジャーマンカモミール、ローマンカモミールと咲きほこる。
C3343F81-0803-43D5-AB78-320FFCDFBA37.jpg



posted by ヒカリ at 06:15| 独学独習問題集参考書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月21日

小学生中学生高校生と独学

去年中3だった子たち(現高1生)が中間試験を迎えている。
高校生たちには、小学生の頃から独学の必要性をコンコンと指導してきた。約束と原則を守ってきた子たちで高校生になった今でも大学入試へ向けて、そのまま塾に来ている。

質問がほとんどなく過去1ヶ月で、全員合わせて質問メールは物理の1問のみだった。


意地でも自学自習しようとしているのだろう。

質問をしても「本をよく読んで」としか答えないことが続いたので質問する気がしなくなったのだろうか。

入試の勉強は結局自分でやるしかない。
そのことが伝わっているとしたらこれでいいのだ。

ノートやメモ帳を見る限り難しい問題がいくつも見えた。
今回も確認テストなしでやってきた。

高校生ともなれば確認くらい自分でできるようでないと話にならない。
そのことに高校生たちには早く気がついてほしくて、百問百答もなければ毎週何十枚もあった確認テストもない。

試験対策の勉強は結局自分でやるしかない。


「授業を受けるだけでは成績=点数が上がらない」=「学校・塾・予備校だけでは結果がついてこない」。
なぜならわかった気になっても自分で練習して自分なりの仕方でマスターしなければ自分の身にならず「問題が解ける」状態にまでならないから。

もちろん、先生・師・コーチに「やり方」を習って、それで上達する部分は大きい。しかし、授業は「勉強法の伝達や原理原則の導入が中心」なので受験で必要になる範囲を、学校・塾・予備校ですべてカバーするのは無理。授業を受けるのを「スピード1」とすれば、自学自習は「スピード20」ぐらい。自分でやった方が、早い。試験範囲は広いのでどんどん進まないと終わらない。

「自分でやってみる」というのが基本となる。

自分でやってみてわからないときに質問するべき存在がいればいい。


ヴォクがさっき検索ワードを調べたら、写真、「貴乃花」というのが上位にあった。しかもそれが「青ボールペン」よりも「定期試験学年一位」よりも上にあるって。珍しいところでは「東大を目指す公立中学3年生の参考書」というのがあった。中学のカリキュラムでは原理原則がきちんと理科で出てこないのでそこは通過するのがよい。
高校の物理化学生物地学をやった方がつながる。

数学も数学1A程度はなるべく早く終えておいた方がよい。1Aでは整数、確率、幾何、三角比といった重要単元が出てくるので数学力を鍛えられるだろう。

数学1Aの問題をいっぱい出す私学の入試対策にもなる。二次関数と直線の式だけでもやっておけば高校入試の関数が楽勝になる。
中学範囲のテクニックにこだわってとどまるよりは一度高校数学をやってしまったほうが実力がつく。

英語では高校の英文法までやっておけば比較的難しくなる準1級以上に挑戦しやすくなる。
日本では英文法を中1、2、3と高1で学ぶことになっているわけだが、4年に分ける必要性がない。
1、2年程度でやって文法の全体像を見たほうがいい。

国立大は5教科勝負で、理科と社会に時間をかけないと仕上がらない。
そういうこともあるので数英はどんなに予習しておいてもしすぎということはない。







posted by ヒカリ at 09:00| 独学独習問題集参考書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月10日

誤答とFAQばかりが並んだ、ステキな本。

高校生が帰っていった。
きょうも高校のおもしろい話や部活の話などをたくさん聞き、少しばかりの質問を聞いた。せまい日本の中にはおもしろい高校生がたくさんいることだよー、ヴォクです。こんにち波。

独学者用の参考書や問題集というものがある。
正しいことが網羅的に並んでいる参考書がいくつかあるのはそれはそれで便利なものだが、独学者の助けになるのに必要不可欠な要素は網羅性ばかりではない。

たとえ基本的な内容であっても誤って考えられやすかったり、あるいはいくつかのひっかかりやすい盲点を含んでいたりする種々の問題点について「初学者の立場でわざと間違ってみせてくれ」それに対してあたかも家庭教師のように「どこで間違っているのかを細やかに説明する」種類の参考書問題集が独学者の助けになる。

NGにはNGたる理由がある。
誤答には誤答になった誤った考え方があるものだ。
誤りやすい事柄というものがたしかに存在する。

独学をしていて一番苦しいのはどこで間違って考えたのかがわからないことであり、疑問を持ったときに尋ねるべき相手のいないことである。

それを調べるのには膨大な時間が必要になるだろうし何日も何夜も寝かせて考えなければいけなくなってしまう。

それは独学者の思考能力の限界を引き上げるのには相当に寄与するかもしれないが、限られた期間の中で結果をも出せねばならない受験生にとって、そのような参考書問題集の存在は大きな助けとなってくれる。

ヴォクも知恵袋に返事を書くことは少なくないがかつて書いた答えが間違ったということもあった。

知恵袋のようにバラエティに富む問題点をカバーしそれでいてかつ解答案が真であるならば、仮にそういう書物が存在するとしたら独学者にとって頼もしい家庭教師になる。

たとえば、悪い解答(誤答)、普通の解答(教科書式)、よい解答というのを同時に見せる(欽ちゃんの良い子悪い子普通の子みたいな)参考書が存在する。

たとえば、誤答集、よくある質問集を並べた夢のような分厚い参考書が存在する。その本には間違いばかりがずらーと並んでいる。

教科の学習を終えた後の人が見たら、「あーここは昔つまづいたところだったな」、「を! ここは結局わからなくて暗記して逃げたところだ」などの感想が出るような問題点が並んでいる。

誤答は学習現場の中からは常時生まれているのでありながら、それらを記録した書物はあまり多くない。10個の正しい考え方よりも1つの間違った考え方の中に学習上のより大きな価値があるので、どう間違えるかの記録には一定の意味がありそれも多くの人が間違えやすいものを集めたものとなると学習効果は大きくなる。

正しいことをコンパクトにダイレクトに見せてくれる時間短縮型の効率のよい説明書は世の中に多い反面、間違っていることをなぜ間違っているかグダグダとのび太のママみたいに説教してくれる書物は少ないものだ。

5/10, 神アプリGoodreader4と並んで記念撮影した日に。6Gくらいあった本がたった3分くらいで移行するだなんて。マジックかっ!
ほなね。
30907B0C-E68D-4D73-A67F-1C8ED0731A0C.jpg
posted by ヒカリ at 23:21| 独学独習問題集参考書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月05日

お役立ち系 「ほんわか」(中学生向け)

屋根より高い夢があーるーかい?
こんにちは、ヴォクです。(銭金風のカメラ目線で)

子どもの日だ。
子どもの日にマー君が投げイチロー選手40歳が走り、打ち、守り、帽子を脱ぎ、投手大谷が投げる。(厳密にはちょっと早かったが時差があったり録画して見たりすればだいたいそれは5/5だ。物理で言うところの慣性力みたいなもので乗ってみてなれればそういう気もしてこないかな?(相変わらずテキトー主義))

ムネリンはどうだったか未確認だがそれは後にしよう。

欲を言えばサッカーワールドカップの船に
乗る(完成)メンバー発表も5/5にしてほしかったかな〜、って。

子どもの日にふさわしいものを紹介したかった。
とっておきというにはあまりに有名だが子どものための独学図書について書かむとす。

きょうもまた独学図書を紹介しよう。この「ほんわか」についてはまだ紹介2回目なのであと一度はまた書くことになるだろう。よいものは3回は書くがヴォクのポリシーだ。

この独学独習参考書「ほんわか」は中学生範囲向けだ。

解説はうんちくにとみ一口サイズにまで噛み砕かれている。

その上ビジュアルに訴える紙面構成で、コンパクトかつダイレクトにポイントを学べるような単元解説が多い。

入門者や独学者のはじめの一冊に最適なつくり。

独学の基本は本をよく読み(かじりついて読むってことね)、問題を解いて演習することにある。

わからなかった問題は考えて読んで考えて解いて、手を動かし、それでもなおわからなかった問題は考えて読む。

一度わからなくてもよく読めばわかることも多いしわかるまで考えぬくことだって必要だ。

何回何周するかは問題ではない。
わかるまで考えることに意味がある。

前置きが長くなったがゆっくり読むことはゆっくり考えることにつながっている。

その点、「ほんわか」は独学者のよい味方であるだろう。

その上、動画解説がついている。
これがめっさいい。

学習にとって、視覚的聴覚的効果は決して小さくない。

パソコンや携帯端末でも動画解説が視聴できる。
お役立ち系。

まだ見たことがなかった方は一度試しにYoutubeで苦手な単元をみてみるといい。

たとえば中3の理科なら、イオン、酸アルカリ、遺伝など中間試験の範囲でもいいかも。

注) 中学の歴史はとくによかったが、たしかログインが必要だ。一部の教科ではそうなっているがログインしたら見られる。

ほなね。
イチロー選手のフォームに余裕を感じる。
毎日の身体のケアがあってのことなのだろうけれど。

(引用はじめ)40歳の天才打者は、調整や準備の難しさを問われ「(普段は1本の)ユンケルが2本になるとか、そういうところですかね」。(引用おわり)

それはダブルヘッダーの影響もあるのだろうか。
スタメン固定だったら1本のままでいいのだろう。
彼ならその場所を見つけるだろう。

(おまけ)
次回の英語購読で扱いたい。
きょうのnytのこの記事。
C5193117-2E90-4E65-B8F9-15DA10C3D8A3.jpg


posted by ヒカリ at 00:18| 独学独習問題集参考書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする