2014年03月11日

浦和

公立の発表より前から進学先がどこになってもそのまま続けたいのでと言って来ていた中3の子がいた。

浦和に上位合格することを目指して中3の夏前までは無学年式に進んだ。高2のところまで進んだ科目などもある。

高校入試前の数ヶ月は準備のため念のために高校範囲の学習をストップしたので大学入試に向けては中高一貫生と比べたら中学の復習をやりすぎたということになるだろう。

入試後、発表日より前からは高校の勉強を再開した。

発表日の喜びはあったに違いないはずだがコメントはシンプルなものでいささか拍子抜けした。

一日くらい有頂天になるのかなと思ったヴォクが甘かった。
「書類もらいました」
というのが彼の言葉だった。

そう、浦和進学はスタート地点に立つことなのだ。浦和高校は3年連続公立高校東大合格者数全国ナンバーワンになるかという注目のされ方をしているため今年の受験生は当然東大受験を意識して浦和を選んでいる。光塾生のウラウラの子たちには東大受験の詳しい話はまだしていないが将来の目標は聞いているのでわかっている。医学薬学の道を志す者、東大に進みたい者。

入試の本採点結果がわかるのはまだ少しだけ先だがどれくらいとっているだろう。
それが高校0学期の期末試験であるというのは精神安定のためだけでなく実際そうなので伝えたことがある。

そこで本番得点率何十何%、何位からのスタートなのかがわかる。今回の公立入試本試験の得点率は34ヶ月後の大学入試センター試験の得点率を何十何%にできるかに対してたしかに連動している。(たとえば90%得点率から90%得点率に至るのは想像しやすい。)
高校での目標順位は口にしないがもう決まっている。
しっかりやってその順位をとるのは当たり前の目標だ。

たんたんと進んでいるようだが将来の目標に向けて長い目で見ればこんなもんかもしれない。

高校生になって変わるのは、勉強という限りなくせまい世界の中だけで考えたら、通学電車中に暗記ができるのと、模試が県内順位でなく全国順位になることだ。もちろん数学や理科に公式暗記が少なくなり原理原則を知ることができるなどの学問的な楽しさがぐっと大きくなるのだけれど。

学校が変わり環境の変化が心配だ。
先輩たちよ、どうぞやさしくね。

posted by ヒカリ at 05:38| 浦和、浦和一女、大宮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月05日

きょうの小学生数学

きょうの小学生(小6)。
ヴォク、座って第一声はいつも同じで「質問ある?」

おもむろにしわくちゃの新聞を取り出して、大問3の(2)を質問してきた。
ここで大問3というのは先日の公立高校入試の数学の問題。過去2年間と比べると明らかに難度が下がった数学だったが大問3の(2)と大問4はおもしろく美しく(3の放物線の焦点とか4の正三角形の重心とか)とてもよい問題だった。

この子は点Dの座標を文字で置く際に2次でおいてはまっていたので1次で置き直す案を伝えた。
直線の上に点があるのだからxもyも一次式でおいてみてはどう?
点Dのx座標をdとしたり4dとしたりして試してみてと伝えた。
(2次で置いた方も本当は解いてみてほしかったので後で三関図mix(「三関図の完成」というすぐれた数学問題集にname afterしてこの融合単元の問題群をそう呼んでいる)の鉄人のときに扱う予定。)

ちょうど高校数学の教材を渡すタイミングに高校入試があったのは幸運だったかも。

課題にしていなくても勝手にいろんな問題に挑戦している。
解ける解けないもすこしは気にかかるし今になって思えばどう解いていたのかが気にかかってきたが、それよりも自分で課題を見つけて挑戦しているというその積極性に感動するなぁ。

この子は筆箱に問題文を忍ばせていた。
きっと学校でひまなときなどに問題と格闘しているのだろう。

posted by ヒカリ at 23:55| 浦和、浦和一女、大宮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月03日

埼玉県、公立高校入試、問題と解答(リンク)

埼玉県、公立高校入試、問題、解答は本日夕方以降下記WEBページにて
掲載予定とのことです。

まずは埼玉県のページ。
http://www.pref.spec.ed.jp/nyuushi/

あとは東京新聞。
平成26年度
http://www.tokyo-np.co.jp/k-shiken/14/stm/

光による問題分析速報は今夜深夜を予定しております。(←それ、速報になってないから)

きょうは授業で10時くらいまで問題が見られないので、その後の予定です。

去年までのSo-netブログの方が閉鎖中なので今年はこちらに何かを書くかもしれません。

それではまた。

posted by ヒカリ at 13:09| 浦和、浦和一女、大宮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月16日

Gmailと県内順位(2)

入試が続いている。きょうも新しい問題を読むことができる。

先の計画停電のとき、先週今週の大雪のとき、Gmailが活躍した。課題の連絡に使える。

遠くから普段は電車で来ている子がいる。電車が雪のせいでとまって今日は来られなかった。それは仕方がないことだ。

ヴォクは、テスト範囲だけでも課題を出すかどうかしばし考え、テスト範囲は出たか?送ってほしい問題があるか?と念のため聞いた。いつものようにGmailで。

本人からの返事に、
「テスト範囲が出たのですが、特にやりたい所はありません。」とあった。

範囲票の送信をもう要求しなかった。
「承知しました。やりたい勉強をやってください。」
それできょうのG業(Gmail)が終わった。


この子は小学生のまだ小さな時にはじめて会った時からセルフラーニング◎が身についており実際のところ週課題というものがなくても勝手に進む。決まった本を解けるようになるまで自分で確認してしっかりやる。勉強に関する限りこの姿勢があればそう困ることはない。

目標は学年1位


目標は学年1位、県内100位といつも明確でとくにそれを試験ごとに言葉にすることもない。将来の職業予定を聞いている。間に合う必要がある。

期ごとの到達目標を達成したかどうかを毎度振り返るだけである。

Gmailは添付ファイルがたくさん送れて大変便利なのだが添付するべき試験範囲票とファイルがなかった。
そんなあっけない日だった。
posted by ヒカリ at 00:11| 浦和、浦和一女、大宮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月15日

県内順位

県内順位目標を二人で追っかけてきた。
最後の一年間もずっと県内100番以内を目標に高校入試内容の基礎固めを進めてきた。当然のことだが100番を目標にやってもなかなか100以内にランクインできない。1番と50番、50番と100番では大きな学力差がある。
1番をとるつもりでやらないと結果はついてこない。

その前は、小学生のちっちゃな頃から入試に関係なく無学年式で進んできた。
英語は高2内容まですっかり完了している。
教則本「速単」はもう何周しただろう。エクセルは覚えているがヴォクは知らない。

目標、浦和という子たちには合格ではなくまずはその数字を目標にしている。
それは進学後の順位を意味しているから常に意識している。
高校入試は0学期の定期試験

入試本番は範囲の広い0学期の学期末試験だと伝えている。
本番の点数も開示されればおよその位置が後からつかめる。
その数字を高校の目標成績のスタート点とすることができる。

きょうは本人がその個票を持ってきてくれた。
ヴォクのところには全県順位が届かないのでいつも持ってきてもらっている。

模試はこれで全部終わった。
残りのテスト前期間では、好きなだけ基礎を固めるがいい。

posted by ヒカリ at 00:17| 浦和、浦和一女、大宮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月20日

目標の県内順位に到達した後に

模試で目標の県内順位に、5回目やっと届いた子が答案用紙をもってきてくれた。この子はいつも紙をきちんとたたみもってくることができる。
こんなによい順番をとってオールA判定でもかんたんなエラーがまだ含まれている。それは人にみせなくとも自分でわかるものだしコーチにみせたらなにやってんの!大丈夫か?とつっこまれるだけだとわかっているくせに彼はそれでも紙をもってきた。みているところがちがう。どなられるためにもってくる。

模試でみるのは順位、県内順位と全国順位だとはじめから伝えている。志望校内順位は入学後順位だと伝えている。校内20番以内に入りたいなら県内順位TOP100入りははじめの目標。

模試の順位は第0学期の定期試験順位だ。偏差値と判定より先に合計点と順位がある。なぜなら本番の合否判定は5教科の合計点順位だけで公平につけられるから。入試当日点で450点をこえていたら大丈夫と言える。

今回の結果を受けて目標順位を更新した。ついに新しいところをめざすことができる。
スタートの笛がなった。

前方にまだ人がたくさんいる。
プロの世界だったら負けだ。追いついてみたい。そこにいってはじめてみえるものがあるかもしれない。
いや、ある。
全県一位だった人にはそれが見えている。

目標順位は大学入試の定員から設定している。
中学を卒業するときにその件は伝え高校での目標順位設定の資としている。
だからいまは設定する順位はあくまで15歳までに追うストレッチ目標であり達成目標であった。
本人は喜んでいる様子はなかった。
通過点としか考えていないのだろう。
ヴォクが勝手に喜んだというまでの話。

次のステージへ向け、練習は続く。
順位ではなく単元の進捗や単元の過去問の得点率だけで普段はメニューを組んでいる。
その指導方針はこれからも変わらないが、入試までの残り期間だけはメンテナンス期とし高校内容の学習を進めるのをストップしよう。





posted by ヒカリ at 05:29| 浦和、浦和一女、大宮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月18日

東大入試、点数開示(入試の成績開示)

東京大学、二次試験の点数開示。
大学の教官による本採点の結果を朝一でご連絡いただいた。

その瞬間、早慶の付属校をお断りし私学トップ校の三年間特待をお断りし浦和を選んだ三年前の彼の顔が浮かんだ。
彼は15歳の自分の選択を全うするため18の春、東大以外一校も受験しなかった。
二月末の二日間に彼は勝負をかけた。


東大を受けるのに過去問を10年しか研究しないなんて中途半端でもったいないことはしない。
部活引退後から東大過去問30年分を彼は研究してきた。東大一橋の入試では大学入試センター試験はあってないようなもの。総合点はほとんど二次の筆記試験で決まる。最低でも過去問三十年分、数学なら100問は自力で解けるくらいになっておきたい。

空間図形でも東大数学ではどういうものが出やすいのか。
確率でも東大数学ではどういうものがテーマになっているのか。
東大数学30年分をやってはじめて見えてくるものがある。


すこし以前にわかっていた下のような不合格の成績開示同様、入試データとして最重要な情報となる。
【合否】不合格Aなど
【志望科類】
【センター得点】/900
【国語】
【数学】
【物理】
【化学】
【英語】
【実際の総合得点】 /550



6年間運動のハードな運動の部活動との両立生活。毎回、光に着く時間から八時半の男とヴォクは呼んでた(いしげかっ!)。

部活動引退後からセルフラーニングを加速し1980年からの入試問題を解いた。一年懸命。たかだか一年分に一週間かけた。

ずっと練習してきて10年、20年、30年分と入試過去問の演習を続けても、本番は1回のみ。
泣いても笑ってもこれだけが本番で一生忘れられない問題となることだろう。

限られた時間の使い方を毎日自分で考え、目標と計画を立て、毎週休みなく実行し、自己ベストを何回もなんかいも更新し続けた。

本番、それでもぶっちぎりの高スコアとはいっていなかった。勝負は僅差。成績開示の紙の小数点以下第4位までの数字がそれを物語る。
難関校の入試がどれだけ厳しいものであるかを思い知る。


数学は攻めた。
東大数学の大問1つを完答すれば20点になる。
数学による点数差は小さくない。
現行の東大入試制度では、この科目の差がつきやすく、合否を分ける。合格者平均点と不合格者平均点の差異はこの科目において大きく現れている。

彼がとった点数。
1教科ごと、2次試験のスコアを見る。
何回もなんかいも見る。
学部別採点。
練習であれだけとった科目の本番がこうか。
よくぞここまで伸ばしたな、見えないところで最後の最後までがんばっていたのだね。
善戦している科目のことを知る。

あの得意科目がこうきたか、苦戦を強いられた科目のこと、想像する。

一回しか受けられない。それだけにいろんなことを感じる。

今後ヴォクも何回もなんかいも見直すことになるだろう。

得点開示結果。
合格最高点、合格最低点(ボーダー)、合格者平均点。
そして彼の本採点結果。
最後の点数共有。
思い出になります。
ありがとうございます。


入学早々、駒場の大学生協で買ったCCレモンを片手に不慣れな道で次の講義の教室を探し、汗だくでうろうろしキョロキョロした初夏のことをなぜか思い出す。

彼もきっとがんばっている。




posted by ヒカリ at 16:18| 浦和、浦和一女、大宮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする