2016年04月17日

どうでもいい話(186)。 plus 変わり種のチェリーセージ、突然変異〜〜〜光特別天然記念物指定チェリー。

水出しコーヒーができるのを待ちきれず、本来8時間寝かせるところをためしに8分後に飲んでみたら、うまかった。ヴォクです。


またどうでもいい話。


鉛筆やシャーペンを大事にする、文字をまっすぐ書くのと成績は比例する。

それは途中に勉強することへの熱意を通過するものであるから。

鉛筆やシャーペンを大事にしている子はシャーペンを投げない。

鉛筆やシャーペンを大事にしている子は文字を細やかに整然と書く。

模試の結果など積み上げてきた巨大なる実力のほんの氷山の一角にすぎない。鉛筆をどう扱っているのかを見ればその子の今後の行く末がみてとれる。

自分の知識を深めたい広めたいという意欲があれば鉛筆やシャーペンを適当に扱ったりすることができるはずがない。

思考の過程は文字を書くことで確かめられ、その文字を書くための必須の道具が鉛筆とシャーペンなのだから、思考の根源的道具たる鉛筆やシャーペンに対しては深い愛情の念があって当たり前である。

また思考や想像の結果である小説や文章、書籍も同じく大切に扱うしかないのはそれらが、著者が勉強したこと、経験したこと、失敗してきたことの集積であるからであり、その部分を大切に思い観察したいゆえのことである。


プラス

lionさんの「名もなき詩」である動画に出会った。
感動した。

話がそれて申し訳ないのだが、
もっとピアノレッスン型の指導にしたいと思った。

前にも書いたが塾の指導はピアノレッスンと数回だけ眠い早朝に仕方なく経験した習字教室を原形としている。早朝に人が来るなら一言いっといてよ、と30年経った今思う。寝ているところに高田純次さんが来たときみたいにびっくりしたよ。

ピアノ演奏がうまくなるのと勉強している教科の技術が上達していく練習には共通点がかなり多いと思う。いくつか書くと、

課題曲がたとえば与えられているとして、自宅で何回練習したらいいのか。
いつ練習したらいいのか。
何時間練習するのか。
上達したのか身についたのかをどうやって確かめるのか。

習ってばかりで自分でも練習してみないなら上達しないという点。

間違うことが前提で練習やレッスンが進んでいく点。
間違えたら間違えるだけ修正チャンスが生まれる。
修正を重ねて完成に近づいていく。

指の動きは意識と無意識が交錯している。
無意識に身体が動き無意識に鉛筆が動く。

ソルフェージュと音読の類似性。

数えきれない。
ヴォクがピアノから学んだことについては書きたいことが山ほどあるのでもう9年経ったら書こうと思う。


Plus 題からわかるが話を追加。
珍しく新入生たちの話。
3、4月はどなってばかりだ。毎年のことだが、ここに書くのは今まで控えてきた。愚痴みたいではずかしいでしょ。大きな声をだしている、だなんて。自分で自分がはずかしいよ。
まーでも仕方がないよ、新入生はまるでなっていない子がおおいから。

入ったばかりセルフラーニングをはじめたばかりなのだから当たり前といえば当たり前なのだが。

忘れ物はOUT。
指導は打ち切る。もう来なくていい。
約束を破る子は来なくていいのだよ。

何ができるようになればいいのか、
到達段階は何なのか、伝えている。
しかも紙に書いている。
しかも印刷までしている。
「赤ペンを忘れました。」 「はい。それで?」

やりなさいといったことをやりなさい。それができないとなると本を読むのも無理ということになる。
課題をきちんとやるのは無理ということになる。

まずもって×をつけることができないのだ。
×のことを罰だと思っている子がヴォクの経験上はじめは98パーセントくらいいる。

あーひどい。
×はたかだかチェックの記号にすぎないというのに。

バツバツバツバツバツバツバツバツ。
だめだめだめだめだめだめだめだめだめだめ。
いまだめって何回言った? ってなぞなぞかっ!
×がないでしょ?
それはなにもやってない、答えを写しているだけ。
そんなのが練習になるわけないでしょ!

ヴォクはサッカーの大久保選手のようにまず否定を唱える。
だめ。バツ。
だめはだめ、バツバツ。

自分のやり方がまったくだめだということがわかっていない子に何を言ってもだめだからまずだめってことを伝える。泣いてもわかっていないのだから容赦はしない。君は来たくないのなら来なくていい。親にはヴォクが話してあげます。

落書き、それも2回でOUTだよ。
机に壁に文字を書くのはもうだめ。

言ったことと紙に書いたことをやろうとしないようではだめということだ。
自分でやるというのはいちばんきつい道なのだよ。
気づいてほしい。

plus 庭のチェリーセージが咲いた。
ヴォクはいろんな色に変化している株を大切にしている。
下に行くほど変種でこのような花を見ることはヴォクの庭では少なくなる。いま光の庭に咲いていたのを中心に。セージのページがなぜか工事中になっていたのでこちらに。


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ヴォクがめっさ好きな白桃色。

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突然変異ではなくいつもこんな花が咲く。

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こちらもいつもこんな花が咲く。大好きな白桃。

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でも、この白桃、ときに白く光り咲く。突然変異。

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ワインのふち白花。

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ほのかに咲く。

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衝撃のホワイト。紫が消失、突然変異。

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もともとはパープル系の花だったのだがいつしかパープルストリームになり突如ホワイトピンクも合わせて咲いた。


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四角いかき氷。

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模様が好き。

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紅白桃。

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薄桃白。(もはや色をいっているだけ)

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突然変異で赤桃に咲いた白桃。

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突然変異で左右ハーフ紫白が咲いた。

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隣の株では同じ紫のチェリーが薄桃白に咲いた。突然変異。

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突然変異でミルクセーキ。

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突然変異には驚かされるが、いままででこの花の時がいちばんおどろいた。画像上の花は、
限りなくホワイトにちかいピンク。

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先祖返り混合品種。

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1つの株でストリームとパープルと淡紫アンドホワイトが同時に咲いているのに気づいたときの驚き。え!なんで?!

と、話を戻してと。
80gでなくコーヒー豆の量を少なくして作ってみよう。
いろいろなgで作って味比べがしたい。
ほなね。

最後の一枚はヴォクのいちばんのお気に入り ローズマリーから。
Mの大文字にセンテイしている。
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posted by 花波 ヒカリ at 01:03| セージ、ローズマリー、タイム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月09日

チェックメン(3) plus メモリ2GB(2GB×1)→8GB(4GB×2) plus テスト範囲表の10倍大事なシラバス(2)

暗記の深い話、略してチェックメン(3)。自分で書いていてわからないのだがチェックメンはイケメンチェックの意味ではない。
話せば長くなるが、トドのつまり樋口さんの塾に暗記のうまい少年がいて、普通ならチェックシートをノートにかぶせてシートの下に隠れた文字を暗記するのだがこの子はそのシートをいちいちノートの上で動かすのが面倒になりもう目にチェックシートをメガネのようにつけて赤い文字をかたっぱしから暗記していたというヴォクの中で伝説的な少年なのである。

あまりの衝撃にその時ヴォクは叫んだのさ。
ちぇっくめーーーーーん! って。
チェックめーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!って。

ね、話せば長めだったでしょ?
な!(いや長いのは語尾の言い方だけじゃん)


きょうもまた暗記スキルがあまりに高くなっている子(Top校でTopクラスの子)に暗記術についてインタビューした。どうしてそんなに覚えるのが得意なのかな、知りたい。持ってきてくれたゴイスな通知票を見ても、やはり聞いておきたい。
ヴォクは旅に出ていて、なりふりかまわずインタビューしまくっている。

光 : 「でね、一回も教えたこともないこの教科のこの点数がとれる秘訣を知りたいの。教えてくれないかな、お願い、教えてくれないかな。勉強の時間と場所だけでなく方法も教えてくれないかな。」(この子が勉強している場所にまず驚いたのだが個人的な情報を含むのでそれは書かない。)

子 : 「・・・」

光 : 「暗記って、どうやってる?」

子 : 「ふつうにノートまとめですよ。」

光 : 「え! ふつうに?」

子 :「はい。ノートをノートにまとめます。そして暗記します。」

そういうことか。
シンプルに言ったこの子の言葉から察する。

ノートを自分が暗記しやすい形のノートに自分仕立てでまとめてその上で暗記しやすくなったノートをそのままノートごと全部覚えてしまうと。まさにノートの文字通りの使い方をしているわけか。

ノートとは気をつけたり覚えたりしたいことをメモするものであって教科書や板書を写すのはノートの文字通りの意味ではない、とヴォクは解釈した。

勉強したことを人が暗記する場合、暗記すべき最終形は自分の簡潔なことばや、パッと見てわかるイメージになっていると頭にスーと入ってくる。

暗記するときはものを食べているときに噛んでいたものを飲み込むときと同じで小さくなってもうスッと飲み込めるように小さくあっさりとした形になっている必要がある。

この子がやっているノートまとめは暗記するというゴールを意識した作り方になっているに違いない。

ためになる。ぜひ真似することにしたい。真似?だれが?
ということでやってみました。すると、なんということでしょう〜。
ヴォクのメモリが87GBになっているではありませんか(ビフォアアフター風に)。


Plus 専門の科目の勉強に専念するか、学習する科目を1つ増やすかといういつもの問いで、今春からも新しい科目の勉強を1つはじめた。もちろん独学で。
この科目は7、8割が暗記で理論は2、3割もない変わった科目ということらしい。
それで子どもに聞いた暗記術は伝えるだけでなく自分自身も試している。
なるほどたしかに丸ごと暗記できる。暗記力は年齢とともに少しずつ落ちるのかと思っていたが暗記の技術が上がれば覚えられないことがないことがわかってきた。ヴォクが中高校生をしていた頃よりもはるかに速く新しい用語を覚えることができるではないか。
暗記術はいろいろあっておもしろい。

Plus ヴォクのwindows PC

木のペン職人のYさんがなんでもご自身でDIYをされているのに感銘を受けて以来、ヴォクもできなさそうなことも何でも自分でまずはやってみるのを信条にしている。

WindowsのPCにはお金をかけない主義で(といえば聞こえがいいが木のペン以外にお金のかかる趣味がない)、windowsのPCは中古で最近FUJITSUのLIFEBOOK AH30/Kを12000円で買った。自分で買った(当たり前)。

値段の割に基本性能がよかったのもあるが、メモリー増設などは自分でした。

ドライバでねじ5本開けてメモリを入れ替えてまたねじ5本しめるだけ。おまけにアマゾンでメモリは安く8G分のメモリを買ったので、店でやってもらうのと比べて安い。
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(写真はヴィクの愛機AH30/Kのメモリ周り)

神マシンとまでは言わないまでもwindowsがさささと動き、教材作成になんら支障がない程度に高速の環境ができているのでヴォクの中ではGODマシンだ(いや、言ってるし。)
MacやiPhoneとの連携もスムーズ。

メモリははじめ2Gだった。メモリ増設も自分でやってみましょうということでやってみた。

すると、なんということでしょう〜。
ヴォクのメモリが8Gになっているではありませんか(ビフォアアフター風に)。


4タス4の8GにしたのでノートPCとしてはめっさゴイス。モンスターマシンになっている。

セルフ難度としてはクォーツ時計の電池交換を1、車のワイヤレスキーの電池交換を2、携帯の電池交換を自分でするのを3、携帯の機種変更を自分でネットでするのを4、交換つながりで車のタイヤ交換を5、食器洗浄機の手洗いから洗浄機への交換ということで、水道管を分岐させて洗浄機を取り付けるのを自分でやるのを10、木のペンを作るのを30とすると、
ノートPCのメモリ交換のセルフ難度は3ということで、自分でやらないと損かな。

自分でやることのよさは人に頼むよりものの仕組みが少しだけよりよくわかること、職人さんの大変さがわかること、愛着がわくことなどいろいろある。

デメリットは面倒くささ、専門外のことをやってみるのには時間的コストが大きい。

勉強に関してはもともと人にやってもらうという選択肢はないので難度も何も自分でわかるまで解けるまでやるしかないわけだけど、あえて比べてみた。

苦手な科目の勉強を独学でやるのは難度として20くらいはあるのだと思う。

4年前に買った方のLifebook PH50/Eはまだまだ現役。写真左。
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3台中2台のノートPCはもっぱらプリント作成と出力用。
2台あると実質デュアル化できるのでメモリをデュアルにするよりCPUをダブルで動かすより実質2台動かした方が結局早く作業が進む。名付けて「自力デュアル」環境。よく「一台二役」という言葉があるが「2台で2役」の方が速いことだって少なくない。

右で指令を出して左で音楽鑑賞、もとい別な指令を出す。
ワイファイでつながっているプリンタは共通なので順番に紙は出てきて並んでいる、みたいな。

ふたつのノートPC、lifebook間ではLANを組んでいない。

共通化が必要なファイルだけはdropboxに入れているので共有化は問題ない。

windowsだけ同期するとマックや携帯で最新のファイルにアクセスできなくなるのでそういう風にしている。

iPadに入力しておけばdropboxに最新ファイルが保存されるのだがiPhoneは手入力なのでノーミスにはなっていない。
指差し確認が必要なケースが多いので、今年は共通化とノーミス目指してもっと工夫したい。

目標 作業のさらなる高速化、作業時間の短縮化。パソコソで言うところのショートカットキーをつかいまくるみたいな、ほなね。

宇多田ヒカルさんの復帰、遅いよぉ。前にも書いたけど。
でも待っていた。5年は長かった。
「花束を君に」「真夏の通り雨」(の一部をテレビで聴いた。) ゴイスすぎて言葉がない。
ただエンドレスで一日中聴いていたい。
それからフルではやく聴いてみたい。
それからそれからアルバムの中で聴いてみたい。
日本にいる歌い手でこんなゴイスな人がいるよ。

もうひとりはやく復帰してほしい歌い手さんがいるのだがいまはこの2つの歌があるから待てるのだよ。
ほなね。

予定表をお持ちいただいた。千葉や東京から来ている子たちの場合、ヴォクの学校情報経験値が小さいので予定表や資料が欠かせない。
どうしてもシラバスも欲しい。

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posted by 花波 ヒカリ at 05:55| 暗記のうまいチェックメン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月03日

チェックメン(4) Plus (lionさんの)真面目という才能 テスト範囲の10倍大事なシラバス(3)

学問には原理というものがある。原理とは、なぜそうなっているのかは誰もわからないけれどとにかくそうなっているというものである。

たとえば、ニュートンの「運動の法則」は原理であり他の何からも導くことはできない。

学問はこのように原理の上に成り立っている場合が多いので、原理に関してはどういうふうになっているのかを自分なりのイメージで理解しあとは覚えておくしかない。

実際問題として、原理を正しく覚えないと何も勉強がはじまらない。よって暗記するということは勉強のスタートに必要となる。

もうひとつ、勉強をする上で、定義というものがある。
定義は人間が物事や現象に名前をつけるときに決めた言葉の約束事なので、正しく、文字通りに覚えておく必要がある。

たとえば加速度という言葉は「速度の時間変化の割合のこと」を言う。加速度とは何のことを指すのかについても正しく理解し記憶しておく必要がある。数式で理解するもよし、具体例でイメージするもよし、方法はともあれ次の段階に進む前に加速度とは何かの答えが正しい仕方で記憶されていなければ運動学が何も進んでいかない。

このように原理と定義については覚えておかねば何もはじまらない。思考する前の問題である。それでヴォクは暗記のことを取り上げて書いている。

勉強がスムーズに進むことを妨げる要因として、3つ。
1、原理と定義と思考をごちゃごちゃにしている。たとえば何でも原理のように暗記しようとしたり逆にすべてを思考し導こうとする。うまくゆかない。

2、原理や定義を正しく捉えたくない、自分勝手に解釈したいということ。学問は文化遺産なので過去を無視すると未来へ進めない。これもうまくゆかない。

3、正しく捉えたいと思ってはいるがイメージできない。読んでも理解できない。この場合にはわからないはじめのところまで戻る必要がある。一般にどんな書物もどんな講義もあなたのわからないところに戻ることはしてくれない。あなたが自分でわからないところを見つけ出せるようにならなければならないのはこのためである。そうしないと前にも後にも進めなくなってしまう。

以上の3点はとたえセルフラーニングでも大きな障壁となる。

さて、これもまた暗記の上手い子に聞いた話。この子もまた今年の入試で東大の理系を受ける子だ。この受験生の勉強の妨げになるといけないのでこの子の話してくれるいろんな学習法について書くのは最後にしよう。

勉強法に関して、セルフラーニング三重◎が身についている子たちにもれなく聞いている。セルフラーニング三重◎」レベルになると、決めたことをするという「セルフラーニング二重◎」に加えて、あるいはそれとは独立した性質として自律能力(計画と実行)が必要となる。(逆にヴォクが教科を教えるという必要はなくなっている。)

セルフラーニングはこの三重◎というレベルにまできてはじめて自分の力で勉強のすべてが進められるようになる。この子は小学生のうちにそれを身につけた。そしていま教養が、知識が、ここにある。

勉強は病気の治癒と違って自分で自分を導くことができるのが大きな性質のひとつ。セルフラーニングの場合、ムリムラがあるとうまく進まず、沖で波に誘われ漂い漂流するモーターのないボートのように行ったり来たりになってしまう。

自律(計画と実行)の部分は勉強以外のところでも修行できる。多くの社会人はこの自律(社会人でplan do seeを知らない方はあまりいないでしょう)がしっかりしているが学生は失敗の経験が少ないので自律の部分が伴わないケースが多い。これが自学自習を困難にしがちな要因の最たるものである。

自律を伴ってはじめてセルフラーニングはうまくいくようになる。
セルフラーニング二重◎レベルの子に自律能力(計画と実行)が伴うとセルフラーニングが開花する。(とヴォクはそう考えている。それで教室で指導しているのは教科のことは5、自律のことが95くらいだ。自分のことを自分でしなさい、決めなさい、やりぬきなさいということを伝えるのがヴォクの教室での仕事のほぼすべてということだ。自分のできる範囲を広げるのはそのつもりとやり方の技術さえあればとても簡単なことになっていく。)

自律できると参考書と問題集と入試過去問だけで自学自習をコンコンと進められるようになる。休みのシーズンでも通常のシーズンでも、盆も正月も記念日も関係なく。

教室で誰に何回何時間どのように習うかがほぼ関係なくなる。なぜなら知識も解法も暗記の仕方もはじめから最後まですべて本に書いてあるので、わざわざ人に習うのを待つ必要もなければ自分に合う先生が運良く登場するのを待つ必要もない。逆に本でないといけないこともある。その理由があるので昔の人はみな本で勉強した。大学生なら本で勉強するのは当たり前。大学の先生は言うだろう、「授業に来なくてもいいから本は読みなさい」と。授業の種類にもよるが真実だと思う。

本に学ばないと何がいけないのか、それは、書物で学習しないとモレができる、穴が発生する。

自分の目で選んだ自分がいいと思った人が書いた本を好きなときに読んで、自分で決めたところまで好きなだけ進めばいいだけとなる。幸いなことに、日本は出版業界が栄えており良質な参考書が全教科全科目多数出版されている。昔の人はみな同じ本を読むしかなかったがいまはおまけに選ぶことさえできる。(逆にどれを選ぶかで小差大差は出る。)

そーだ、本題に戻ろう(箱を左から右に戻すポーズで)。




光 「でね、どうやって暗記しているのかな?」

子 「まず、重問を解きます。」

光 「え! 暗記する前にいきなり解くの?」

子 「はい。その後にわからなかったところを参考書で読むとよくわかります。」

光 「へー。先に問題を解いてから参考書を読むんだ。って、逆に?」

この学習法「いきなり重問」(勝手に命名 by 光)はすごくよいと思う。
「1に基本、2に基本、3、4がなくて5に過去問よかモンめいモン」(命名 花波光)や「森勉」(命名 ヴォク、もりつとむ氏でなくてもりべんね)とも通ずるところがある。
参考書を読む前になぜいきなり重要な問題集(業界用語で言うところの「重問」)を解くのか、考えてみた。
書いてみる。

勝手に解釈するに、重問を解くことでわからないことをわからなくても重要な諸問題点について自力で考えてみる必要が生じる。
この自分で考えてみてとにかく解こうとしてみるという段階で自分がどこをわかっていてどこをわかっていないのかの区別ができる。
どこを覚えていてどこを覚えていないのかがわかる。
その後に読むことで重要な点に関して他人事でなく自分のこととして自分の疑問として、問題意識をもって参考書を読むことになる。

さらに、結局どんなものができるようになればいいのか、ゴールを知る。
問題意識とゴールをもった上で、参考書を読むということはすなわち、OUTPUTを意識しながらINPUTを試みる仕方になる。

実際にヴォクもはじめて勉強する科目で試してみたが、問題だけを読み解いてたとえいささかも解けなくても問題点を問題として熟読し、その後に解答を見た後に、参考書を読んでみたところ、疑問が氷解するという感覚を味わいながら頭にすーと知識が染み込んできた。

気にならない人はあっそと読み流し、気になった人はわたしもと試してみて。独学の人が自分で真似してみるかと決めて、自分で自分をいざなって、「いきなり重問」をやってみる、それを想像してヴォクはこの記事を書いたのでそういうことを誰かがやってみて良い方向に物事が進むようならこれ幸い。もしそげんなったら、わいもおいもさいわいっちゅーこと。(わいとおいのどっちが2人称でしょうか?)

Plus lionさんのご記事は必ずすべて何回も拝読させていただいている。
勉強になると申せば失礼だが、実際勉強になるので。

この記事にも頷くことしきりだった。
エントリーの題も夜桜みたいに美しいなぁ。

(人称クイズに答えないまま了)。

シラバスの話。
試験範囲の用紙の10倍から約100倍重要なもの、それが学校のシラバス。
文京区から通っている女学生がシラバスを持ってきてくれた。シラバスさえあれば自分で順番や範囲を決めながらどんどん自習できる。
ヴォクが立てる指導計画もシラバスを念頭において調整できる。
学校の資料のうちこんなに便利な資料は他にない。
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カラー刷り印刷の上、わざわざ製本してお持ちくださった。フル活用しないともったいないお化けが出るに違いない。
了。



posted by 花波 ヒカリ at 05:55| 暗記のうまいチェックメン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする