2015年10月29日

最近知ったことば plus タブレットと授業チャット

「ためて、ためて、ためてーーー、

おー。」

最近知った。

タイムリミットを感じてあせるときに思い出したい。

テスト結果を見せるときに資料を全部持ってきてくれる子がいる。
問題用紙全部、解答用紙全部を見せてくれる子がいる。(採点のなぞがたまに見つかる。本題と関係ないのでカット。)

問題一式のみならず参考資料の得点分布表まで見せてくれるので全部一通り見てすぐに返そうとすると、資料の方は「先生用のコピーです」と。

テスト結果を書くときに紙いっぱい文字を書いてくれる子がいる。
点数がよかった悪かったかは結果なのでもちろんいちばん大事なのだが、白紙いっぱいにつめこまれた文字を見て、結果なんてものが全部吹き飛んでしまう。

あー、この子は目標に支配されている。
よし、目標を毎日頭に刻んでいるね。

そんなときヴォクの頭の中にあることばが浮かぶんだ。

ためて ためて ためて ドーン!

plus タブレットは便利だ。
子どもが質問をする。
チャットやgメールで無料でできるのでタイミングよく指導することができる。
ちゃちゃっと聞いてちゃちゃっと自学に戻って(チャットだけに)。

posted by ヒカリ at 07:32| たまぼく | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

E君のこと(5) plus 和積の公式と合成波(定常波の波動関数の作成)

ヴォクに勉強法を与えた人の一人にコーチえのもと以外に友人のE君がいる。彼は現在弁護士をしている。
いつものように部活を終えたヴォクが図書館に行くとE君はニヤニヤしながら分厚い本を読んでいた。
たまにシャーペンをもって肌色のルーズリーフに思いついたように計算している。

『前田の物理』だった。物理のひみつがなんでもかいてあるとのことで「昆虫のふしぎ」よりも「植物のひみつ」(ヴォクの愛読書だった)なんかよりもとにかく絶対おもしろいのだぞと力説してくれた。

ヴォクは花や昆虫が好きだったので生物や地学をやっていたのだがE君の影響で物理を読み始め気がつくと、物理をやることに決めていた。

『英文解釈教室』や『大学への数学』同様、衝撃的な書物だった。そういうことか!と膝を打つことが1ページに1回くらい出てくる。
高校の授業でやっていた物理の教科書には触れられもしないことかしつこく丁寧に描かれていた。

驚くべきことにご丁寧に暗記の仕方まで紹介されている。
こんなすごい本があるのかと何回読み返すときも新鮮だった。

E君には3年分の大学への数学ももらっていた。
「あれ、つかなわいの?」と聞けば自分はもう20周くらい読んで全部覚えているからということだった。

英文解釈教室も2冊(なぜか2冊)もらったのだが大学への数学と前田の物理までもらって不思議だった。
なにが不思議かといえば、ヴォクはE君の勉強法にただただ驚いてばかりでE君になにもあたえていないのにE君はぼくにだけ自分のやっていた勉強法や本のことをいつも話してくれた。

なんでぼくが?という感じだったが、なんでもほしがるまこちゃん状態だったヴォクはありがたくいただいて先輩E君に勝負を挑んだ。E君は持っている本は何周も読んでいるので勝ち目はなかった。

しかし感動しているというその点においては互角だった。
なんてすごい本なんだ。休憩時間はあの章の何々についてどう思ったか?
「もらう力と与える力を区別する」はどうだった?
俺はこの記述を読んだときこうおもった、などと本の話で盛り上がった。

もしかしてスモールトーク仲間が欲しかっただけなのかなとも思った。
どっちにしてもありがたいことだった。

後日E君が東大に進んだあと下宿先を訪ねた際にさらなる驚きが待っていた。
貸しアパートなのに受験用の参考書が山積みになっている。
漫画みたいな話だがその上に寝ているというような感じだった。
歩く場所は小さく振動で本がずり落ちてきた。

あまりに好きで参考書ももってきてしまったらしい。
E君は予備校で講師の仕事をしていたので使わないこともなかったのかもしれないがいくらなんでも引越しの荷物にそんなに入れなくてもと思うような量だった。

神田のすぐそばだったので本は増える一方でねというようなことを話していた。
いや、あなたが自分で神田に引越したんでしょ!

Plus 今週の原書購読。
小学生のうちに英検準1級をとった子がいるのだが、この子はもっと英語を読みたくて一緒に原書購読をしている。

今週は The Geography of Thought : How Asians and Westerners Think Differently and Why を読んでいる。
英語で書く要約だけでなく小論文課題もつけているのだが、この子(一橋大受験生)の論文はヴォクだけが読むにはもったいないくらいおもしろい。

plus きょうの中学生数学(中2)。
現在三角関数をセルフラーニングしておりきょうは和積の公式を導くところをやっていた。
加法定理からささっと導いていて普通にできていた。
ちょうど物理のセルフラーニングで波動をやっており直接波と反射波の合成波の式を導出する問題もやっていて合成波が式で表せてうれしいと言っていた。
たしかに、和積の公式がバリバリ使えるのでここは快感。





posted by ヒカリ at 06:55| 独学独習問題集参考書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月24日

東京から来ている光っ子 plus 体系と暗記の余白で

東京から来ている子。電車の中だけでもお茶の水駅から片道1時間かけて塾まで来る子がいる。(学生時代にお茶の水から横浜まで電車に乗っていたので面倒さは理解しているつもり。お茶の水は夜明けによく友達と歩きながら話をした。広くていろんなものがあるだろうけどヴォクは大学と茶駅の周辺しか知らない。)

高校生にもなれば片道一時間以上の通学を毎日続けるのも珍しいことではない。しかし小学生のうちからそういうことをしてまでこの子はやってくる。目標は聞いている。達成せねばならない。

体育の授業中に骨折してしまい松葉杖、ただいまの塾の授業の帰りは駅までタクシーを使って帰っていった。

授業にせっかく来ているので何かしら伝えることができたらと思って授業を実施した。せめて何か伝えたい。

先週のきょうは高崎線が一時期とまって千葉県から来ている子の帰りの時間がかなり狂ってしまった。
遠いというデメリットがあるので、交通事情を不便に思う。
この点はいかんともしがたいので逆に何かメリットはないのかと考えてみる。

電車の中で暗記を進められるくらいかな。他にはとくに思いつくことはない。

暗記の大部分は電車の中で済ますことができるようになるだろう。
済ますというと暗記を嫌なもののようにとらえているみたいな言い方だが、ヴォク個人は暗記しなければならないという状態は嫌いなのでそう書いている。

いくら原理原則や体系を知ったとしてもしかし暗記を避けて進むことはできない。覚えるべきことは覚えるまで完全に覚えないといけない。

暗記が好きという状態を目指したい。せめて自然に覚えていくというサイクルができるように。
そんなところを目指したい。

というわけで何人かの子に雑談で、どういう暗記の仕方をしているのかを聞いている。それをメモしている。

ある子の参考書には、覚えるべき式だけでなくなぜそうなるのか、どうしたら導けるのかがすべて書かれている。

その参考書は体系を10のパターンで示したもので覚えるべきことを一気に減らすことができるし、式を自分で1から作ることができるようになる。

ただし1からの1だけは絶対に暗記しなければならないのだ。
その1の知識に対してその子は10くらいのメモをその参考書に書き込んでいる。

赤色とあれば赤ペンで青色を示すとあれば青ペンで絵を描き、自分で調べたことをも書き込んで参考書が自分色に染まっている。

あーこの子はそうやってこの教科の通になったのだな、と誰が見ても思うような、一冊の参考書。

あろうことかその子は大学入試の合格発表日にその本をヴォクにくれた。
「せんせい、いままでありがとうございました。質問してわかったことなども書き込んであるので使ってください。」

そういう本はどこにも売っていない。どこでも買えない。
著者の魂と汗と涙と、学生の努力の結晶。

まとまらないまま了。電車の中でできること第1位は本を読むなんだろうけど、暗記を済ましてしまうこともメリットだと思う。(2回目)

先日もある子にその話をした。
高校まで1時間電車に乗っている子。

すると一蹴された。
「酔うのでできないんですよねー」



posted by ヒカリ at 17:43| セルフラーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

千葉から来ている光っ子。全国入試問題32年分、解くだけで毎日が終わる件。

千葉から来ている子は12:30にご自宅を出て14:30から光での指導が始まる。電車の中が暗記タイムになっている。往復の電車の時間の中で暗記がどこまで進むだろうか。電車になるというコストが大きい。目標は必ず達成したい、教える方のヴォクはそれしか考えていない。

東京から来ている子。医学部を受ける子。公立一貫校を受ける子。東工大を受ける子。それぞれの子が定めている目標や学校の入試問題を見て指導のラインを引いている。カリキュラムは過去問が知っている。過去の問題を研究すればどんな力が問われているのか見えてくる。目標は、当たり前だが結果として達成する、そのために光の指導が存在する。

学校の定期試験の学年順位など入試とはあまり関係がない。定期試験は暗記コンテストの側面が大きいが、TOP校の高校入試、難関の大学入試は考える力で大差がつく。実力差が大きく出る。

埼玉県、千葉県、東京都だけでなく全国の高校、大学の入試問題が25年分、大学は32年分、本棚に並んでいる。
東京、埼玉、千葉、神奈川、群馬だけでなく、全国の問題が並んでいる。

ヴォクの弱点なのだが、集める癖があり、一度入試問題を集め出すと毎年集めないと気が済まない。
引越しにも負けず災害にも負けずどうにかこうにか揃ったままでいる。

床からから天井まで壁にビルトインでオーダー製作した本棚。ふつうの壁がなくそのままこの天然木の本棚は城壁のように分厚い。地下にまで補強材を入れた本棚の床がきしまないか、それとも木は強度を増すのか。

木と紙の対決はまだまだ続きそうだ。
東大の地下室の本棚と違って毎日のように本を出し入れしているのでほこりもかぶっていなければつんとした匂いもない。図書倉庫の方も毎日ヴォクが出入りしているので本の保存状態はわるくない。

この仕事をやめる日までは問題研究のため集め続けるだろうが、引退したらスパッと本を集めるのはやめるつもりでいる。

本当は子どもに全部配ってしまうのがよいのだが、解ききれないだろうことと、解けば解くほど1題の良問を考え抜く時間が奪われるのとで難しい。
良い問題は考えさせてくれる。
良い入試問題をじっくり味わい尽くすほうがいい。



posted by ヒカリ at 17:42| 問題集参考書で差がつく | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月20日

高3、中3、小6の受験生の模試結果 plus 今月の原書購読

受験生の模試結果などを見た。高3生は大学別模試、中3生は北辰テストと駿台模試。
1戦1戦を振り返るため、戻った答案用紙をよく見たい。答案用紙を見たら多くのことがわかるだろう。次への備えができるだろう。

本番前に練習試合として大事な模試がまだある。
マラソンと違ってペースメーカーの模試は試験直前までついてきてくれる。

まずは模試で結果を残すことを目標のひとつにすることができる。試験本番との違いは試験範囲の差以外にはあまりない。

先日11月の模試の申込が完了している。
夏休みくらいからためてきた力が数字に現れるのが11、12月、1月の模試である。夏秋までにいっぱい充電した分がそろそろ回路を回り出すタイミングとなる。

そして今やっていることもまた今後の模試と入試本番で結果として現れてくる。

結果はたしかに気になるものだが結果、結果と結果ばかりにこだわって目の前のいまの充電、いまの練習に集中できていないということがないだろうか。結果はなかなかコントロールできないものなので練習中は結果を気にしなくてもいい。

コントロールできるところで練習に励んだらいい。
コントロールできるのは未来ではなく今日の勉強だ。
目の前の一題が解けるようになるかどうか、それは今日の自分の練習次第だ。

充電あるのみの熱い秋になりますように。

小6生。伊奈学を受ける子は準備万端。学力面での不安要素は見つからない。
海陽中の不合格を機に私学の中学受験コースを閉じている。問い合わせ段階で「ありません」と伝えている。それなのに結果受験する人の数があまり減っていない。
算国理社を習って、途中から希望が変わってきて勝手に受けたいといった子がむしろ増えているような気さえする。
途中から進路希望を変え受験しますといわれて、あーそうですかわかりましたとしか対応のしようがない。
過去問10年か20年分くらいは一緒にやるがあとは自分でやってくださいといっている。

中3生。写真は中3生の直近の会場模試結果。全塾生の平均の偏差値。この会場模試は母集団が大きく、問題が公立入試向けに精選されており、公立高入試のデータの信頼度が非常に高く毎年全員参加している。中3塾生全員の平均偏差値65という2次目標は達成済みで今後は全員A到達を目標に動いているところ。

大学入試理系薬学、医学、獣医学系統は「理科」が鍵を握るので中学の頃は理科指導の充実を意識している。ほぼ全授業で理科を扱っている。基礎生物、基礎化学、基礎物理、基礎地学までは扱えるように。

だからと言って今回は国語が、これはいかん。なんとかするぞ。

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高校3年生。
過去問を25年分30年分と繰り返しながら2次突破の得点力をつけてきている。模試ではA判定はとっているが、2次の本番勝負なので過去問30年分になかった昔の良問なんかを推奨セットとして6題組み合わせて実戦形式でやっている。
合格点よりずっとずっと上を目指して高めよう。
得点力をつけることが単純な目標だ。

Plus 今月の原書購読 この子は音楽を小さい頃からやっていて、音楽関係を読みたいというので、今月はこちらを一緒に読んでいる。たとえ(比喩と例示)があまりに見事で読むたびに発見のある書物。Music: A Very Short Introduction で著者: Nicholas Cook 氏。

いくつかの手引書を読んだ後に、英語の読解力をつける最もよい方法は読解力をつけるという目的のうちの1つを忘れ、もはや英文の原典を読むこと自体に没頭してしまうことである。

いくらすぐれた入試問題の英文も改変され選択されている時点で、残念ながら味わいがおおいに減少している。
原典のまま楽しむのがよい。

私たちが日本語読解力をどうしてつけたのかを考えてみればそのことはあまりに当たり前のことである。

テキストを選ぶときにはおもしろいということを基準にする。





posted by ヒカリ at 12:13| 光塾 上尾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月05日

今日のイチロー

山本昌が引退してしまうというこの同じ年に投手イチローがメジャーで投げた。イチローが20歳の頃からずっと見たかった。

これが待ち望んでいた投手イチローの姿か。それはまるでいつものルーチンのことであるかのように投手イチローはマウンドにのぼり、力みもなくテンポよくぽんぽんとボールを投げた。それはまるで愛工大と中京の降雨ノーゲームの翌日の試合で、イチローが途中から投手として出てきたあのときと同じくらいの自然な、ごくふつうの仕草であるかのようだった。

投げる前も投げた後も、それはまるでキャッチボールのような自然さだった。

51 投手 イチロー

足を高く上げ、軽く力を抜いてビュッと投げるきょうのイチローも、すごくよかった。150は出さなかった。曲がるボール、スライダーも投げていた。
嗚呼。


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この写真が上記のサイトで見られた。とてもいい写真だ。投手イチローのフォームは当たり前として、一塁手の真剣な構えがめっさいい。
とりあえずせめて同じ帽子がほしい。

posted by ヒカリ at 14:03| 133キロ怪速球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする