2013年11月30日

100連200連、鉄人、S級。

小学生の続ける習慣。
ひとつのテスト内容は60分から180分くらい練習すれば身につくような内容になっている。
週に3つずつ続けて続けるうちに実力が積み上がってゆく。
積み上がってくるとやらない自分休む自分が嫌になってくる。
エクセル君かぞえによると100連や200連続の子が多くなってきた。

はじめは100連を目安にしていたのだが3つとも満点クリア(トリプルクリアン)というところを目標に毎週毎週練習をがんばっている子たちを見ていると、もう100連なぞを目標にするのはやめようと思うようになった。

そういうキリのいい数字を達成してみたところでなんのことはないしそんなささいなギネス記録よりも頭がよくなるという単純なトレーニング成果の方がずっとうれしいもんだ。

そういうことがあるのでセルフラーニング○が身についたかどうかは記録ではなく姿勢で確認して終わりとすることにした。
数字なら全国模試でも学校の定期テストでもいくらでも見られるし何より87連、156連、198連と数字自体がいつでも状況を示している。
光では数字には見えない習慣的な姿勢も測定してみることにしよう。

暗記ノルマとは別に小学生の数学ではいちばん早い子がベクトルの鉄人になった。
先週から微分積分に入っている。
彼女は勝手に本をすすめてきてどうしてもわからないところだけを質問する。
将来の目標が決まっていて数学と物理を独学している。
どうしてそんなに勉強するのかと思うこともなくなった。
ただおもしろいのだろう。

今日の高校3年生。全国模試結果をもってきてくれた。
彼はセルフラーニング◎が身についている。先の夏休みの1週間で数学を自学自習で150題解いたり他の科目も合わせてスパートをかけた。同じ本を3周も4周も繰り返した。微分積分の問題がスラスラ解けるようになった。
塾へくる度、「毎日が勉強だけの同じ生活だった」と話していた。

秋の模試では結果も出た。最大規模の全国模試、河合塾の全統記述模試では数学でもSランクを叩き出した。他の教科もわるくなかった。

image-20131202101630.png
でもそれはとても普通のことのように見えた。
練習をやった分実力が返ってくる。
試験で自分の力を出したら結果になる。



posted by ヒカリ at 23:44| 自分との闘い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月23日

セルフラーニング力の向上(9)

のび太とドラえもんの映画「ロボット」がすき。小学生が毎週金曜日にライブで見ていると話してた。
ライブかー。


光塾桶川上尾教室、塾生小学生に限ると、男子は浦高志望、女子は一女、早大志望の子がほとんどだ。
だからどうしても話がそこに集中してしまう。
他のニーズも本当はあるのはわかってはいるのだけれど。

でね、
セルフラーニングの「7つの習慣」なんてほんとにあげてたか? と戻って読み直したり、メモったりたしかめてみたりするような方が小っちゃな頃から(わるがきでぇ、15で)身につけていたであろう特性「確かめて全部できるまでやる○」が身についている子はどこまでものびのびる(のびのび太の原形で)。

たとえば小テストがあるとして80点くらいを重ねるのと100点をいつも狙うのとでどれだけ違ってくるか。
これについては今更なのでこれ以上書くのはよそう。

でもね、たかが学校の傍用問題集ひとつとっても、(「傍用問題集をなめんじゃねえ!」で前にも書いたのでここも軽く書くが)たった30ページを何周もチェックしていろんなマークをつけながらチェックしてチェッカーになってとき直してチェッカーズになって(「ギザギザハートの子守唄」)また解き直して確認してまた解き直してとにかく最低一度は満点になるまで絶対に練習をやめないという子がいるの。

「ローラー作戦○」がみについていて、はしからはしまで全部覚えるまで準備と練習をやめないわけ。
仕上がりを丁寧にやっている。

こういう特性をもった子は精度が高い勉強ができるのでまず崩れない。

速いことはいいことだけれど、仕上げが丁寧というのもすごく価値がある特性となる。
どんな仕事でも「速い」という軸と「仕上げが丁寧」という軸がある。
勉強でも仕上げを念入りにできる子は伸びが大きくなる。

スピードとか、工夫とか、仕上げとかいろいろそれらしく書いているけどぜーーんぶ当たり前のことばかりだ。
切れがある人とか粘り強い人とか大人になってもそのまま続くんだよな。
終わりなく続いているんだ。
勉強が勉強だけで完結するということはない。
入試があってもなくてもそのまま大人になっても続いているんだ。

質問に答えよう。
いちばん上はどうして?という質問だったよね。

感謝しているからです。
ありがとうございます。ありがとうございます。

(つづく)

一人で練習すると、自然に「考える」ことが発生する。「何をどうするのか」「本当にこれでいいのか」工夫し、自問自答する。それが勝負 のための必須条件とも言える「読み」を育ててくれる。〜野村克也さんの言葉

自塾の中2生の話も。
ここ数年このタイミング12月1日から、中2生に笛を吹く。入試前のスパートをかけてと。並走していたランナーだったヴォクはペースメーカーたることをやめる。
本を渡し仕上げる期限だけを伝え他に細部を伝えない。
スパートから本番はひとりでしか戦えないことを伝える。

失敗してもらって構わない。
やる方法は自分で決めて構わない。

たとえば10歳の頃からいっしょにやってきた。
ひとつのやり方ならもう出来上がっている。
そのやり方を改良しても構わないしいつものやり方をしばらく繰り返してみてもいい。
川内選手は突然山を走る練習をしたり自分流なのがおもしろかった。彼のように問題意識を高め思い切った工夫を作戦にするのには驚いた。それはきっと効果がある。


中2生よ。それにしても一体いつになったら仕上げるということの意味を知るだろう。いつか?
それがわかるのならこれからやる練習の効果が随分と違ったものになる。

解けるようにした問題は15分以内に解けるようにしなければ価値が半減する。
覚えるつもりで手をつけた用語は一語残らずかんぺきに憶えるまで覚えてはじめて役に立つ。
25問中1題を間違えるとしたらやったうちに数えてはならないのだ。
いやそれはやったには違いないが仕上がりのない仕事だ。

たとえば歯医者さんが歯の治療をするとして間違って虫歯を見なかったことにして放置するだろうか。
たとえば大工さんが家をつくるとして間違って削りすぎた柱を見つけた時にそのままにするだろうか。
仕上げまで入念にやる。

仕上げを入念にやる、そういう人にヴォクはなりたい。




posted by ヒカリ at 05:35| 考える帽子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

理科の図表決定版〜フォトサイエンスと大金星〜

理科はイメージで理解が深まる。
図表はたえず参照するのがいい。
図表を開きながら勉強するのがいい。

地理にとっての地図帳にあたるのが理科にとっての図表である。

天体の学習でも図は欠かせない。

『ニューステージ 地学図表』がすごくいい。




image-20131123174033.png


たとえば金星。
46度という角度を目で見ると見ないのとでは大違いだ。
この図表、大きんぼし(きんせいだけに)

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英語の『リーディング教本』とその『ドリル』と『英文解釈教室』、
数学の『大学への数学』、
物理の『前田』と『親切な』と『坂間』、
そして地学のこれは独学用の必修図書確定。




posted by ヒカリ at 05:30| 独学独習問題集参考書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

セルフラーニング力の向上(8)

セルフラーニング工場で働いているヴォクです。
みなさんおはよう。きょうも一日太陽と同じくらい熱い日を。


(7)の続き。
(7)を読んだかな?な人は必ず(7)を先に読んでね。
さもないと、といなもさ。
あ、逆だよっていうことね。

でね、絶対に伸びる子、と書くと問題があるな。練習をしっかりしたら力が伸びるのは当たり前だ。とくにこれまで書いた「セルフラーニング7つの習慣」を持つようになればか・な・ら・ず(だからタキクリかっ! エスク、ブゼット、クリステル?)

(8)からは倍速を達成するための特性について書いていこう。
同じやるなら上達がはやいほうが楽しいじゃん? な?

「セルフラーニング○」を身につけた子の中でもとくに、学力の伸び率が著しい子には共通の特徴がある。


「セルフラーニング○」が身につくのには色々の条件があり、この段階に早くから達するのはなかなか簡単なことではない。この特性は家庭教師も塾も予備校も利用していず完全独学の子が身につけている特性である。
もしもこの段階に到達すると学習のペースも学習の質も極めて高いレベルを目指せるようになる。
それは、勝手に自分でやるところを決めて勝手に進める子である。人が見ているかいないかはその子にとっていささかも関係ない。
どこをやれと言われない方がたくさん進むような種類の独学段階の子がいる。
セルフラーニングの最高段階の一歩手前の特性「勝手にすすむ○」である。

無学年式で進めていると進みたい子は勝手にどんどんやっている。
質問をたまに受けたらアドバイスするというやり方はセルフラーニングの最終形の一歩手前なのだがそういう段階の小学生が何人かいる。
彼女たち彼らは一週間に何章も中学数学や高校数学を勝手に進めてくる。

鉄人審査ではどんなアイテムもつかっていいことにしている。
きょうの子は相似三平方ミックスの鉄人審査問題を正弦定理と余弦定理とsinの面積公式で解いていた。
「自分の参考書で予習して知っていたので火事場の馬鹿力でつかってみました」と言ってた。
答えが出ているので◯。
(今日の小学生のこれまで。この子は微積の初歩まで学習済みでいまは2周目をやっている。

2周目では高校数学の公式も禁じ手とせず最短最速の解法や公式を使うようにしている。たとえば中2の一次関数の単元において直線の式は高2数学の平面図形と式やベクトルをやった後でならもっとかんたんに解決できるようになる。鉄人審査問題でも、y=ax+bという不便な式は使わずy-y1=m(x-x1)を使ったりベクトル方程式で解く解法をとっていた。わるくない。

今回も三角比も駆使して、相似三平方ミックスの図系総合問題解決の鉄人になったので2周目の高校数学に入った。
高校の数学も解説の詳しい参考書(光推薦独学図書の「フォーカスゴールド」と「大学への数学」)を使って独学復習→質問→問題演習→鉄人審査の流れは変わらない。
鉄人審査では分野融合の問題を多く扱っている。
せっかく2周回目なのでミックスのセットにしている。
次回は平面図形の鉄人審査。三角関数やベクトルでも解ける問題。どんな解法が出てくるか、たのしみ。)


珍しく二段落構成でゆこう。
パラグラフと書いて携帯で変換しよう。
えいっ!


¶2
他にも伸び率が大きくなる特性がある。
もしもこのような精神的態度を持つことができると、他人の倍速で進み高い精度の技術を身につけることができるようになる。
「15語ペースと30語ペース、好きな方をやってきていいよ。
どっちがいいか今決めて。」
と言われたときに、30語ペースのきついノルマを自ら選ぶ子。

感動することはいつものようにたくさんあるけれど、「30語やってきます!」と言う言葉を耳にするときがいちばん感動する。

普通の練習ときつい練習のふたつから選べるときにきつい方をあえて選ぶ子は、必ず高い成果を残す。これは「挑戦○」と呼ばれる。自主練をたくさんやる子はみなこの特性をもっている。


伸び率が向上するセルフラーニング特性が他にもある。
一話にすでに2個書いてしまったので、それについては次のエントリー(9)で書くとしよう。

ほなね。

塾生の話も。
塾から近いマンモス中へは毎年子どもが進学する。
1、2、3年生と揃うので学年一位の3つの場所を狙って指導しているのは指導する者の常。
前回の中間テストはあと1学年というところで逃してしまった。
今回は揃いたい。
ひとつの学年の子個人に他学年の子がトップをとるかどうかなどまったく何の関係もない話だが、教える方のヴォクの中ではつながっていて無意識に意識してしまう。三冠王は指導する以上常に狙っている。

コーチえのもとはヴォクたちに話してくれた。
「優勝は目標ではない。1軍と2軍で決勝戦をする。そこが目標だぞ。」と。

あろうことか1軍と2軍を県大会の大事なところでシャッフルし団体戦の2チームの力を均一化させた。
あれにはおったまげた。

「才能のあるやつはこのチームには2人しかおらん。」(中1に1人、中2に1人、全国大会レベルがいた。)
その2人をAとBに分けて両方のチームを強くした。
凡人たる他の部員全員は努力してなんとかチームの足を引っ張らぬようにした。突出した技はないがミスしないつなぐテニスをした。
結果、2つのチームは競い合って強くなった。








posted by ヒカリ at 05:27| 考える帽子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月22日

セルフラーニング力の向上(7)

人にやることを決めてもらって勉強をやるのと、自分でやることを決めてやるのとでは効果が変わってくるかぁ・・・。塾へも予備校へも行かず独学独習で浦和高校に合格した人に話を聞いた。たまたまヴォクのことを花の匂いで知り読んでくれていたのがきっかけでたまにメールのやりとりをしていた人だ。いくつかヴォクの方から質問もしたが勉強になった。その話も今度書きたい。
一橋に進んだ元光っ子は地方の公立高校出身の人たち(一橋の学生)の多くが塾予備校にいかずほとんど独学で勉強し大学に来ていることを知って驚いたと話してくれた。何%かはわからないがそういう人は結構いるらしい。
ヴォクが東大にいた頃は同じく何%かはわからないが独学式で進学してきた人もかなりいたと思う。
母校の高校からは年に30人、40人くらい東大に進学者が当時はいたがそのうち予備校・塾を利用していた人はどれくらいいたのだろう。
たぶん10人くらいだろうか。

先日OB会で聞いた部活の後輩の話ではいまは塾・予備校を利用している部員は多いと話していた。単科での受講が多いらしい。
どうしても受けたい先生の授業があるのだろう。



今回はやると計画したことと実際に実行したこととの間にずれがある人とずれがない人の話。
おもいつきでできる限りがんがん進んで進められるような人もときにはいるが凡人は計画を立ててそれを毎日やり計画通りにあるいは計画以上のペースで進むことを目標にしたほうが学習がよくすすむ。
たとえばある問題集に150題の伝説の良問とその詳細な解説が掲載されているとする。その参考書は解説が非常に詳しいのでしっかり取り組んでしっかり練習すればわかるようにできるように書いてある。

趣味的に好きな人はただただそれらの感動的な良問がすきで時間を見つけてはそれに取り組みそれを読み込むだろう。はまったところではどっぷりはまりこみ好きなだけそれを考えるだろう。

かたや、それらの伝説的な良問をまだ好きではないが成果を出さねばならない人(世の中はそういった必要に満ち溢れてもいるのだが)は、はてどうしたものかと思案し、毎日3題ずつ50日間取り組み続けてみようと計画する。

彼の決めた計画はこうだ。
今日は3題。
明日は3題。
明後日も3題。
50日目も3題。
日々3題をよく読みよく練習し、身につくまでやること。
それをしてから遊ぶこと。
あるいはそれをしてから寝ること。

そういう計画を立てた自分をたのみにできる人は自分で決めた計画の通りに実施し、150題を実際に50日間でマスターする。50日後別のステージにあがっている。

自分を頼りにできぬ人間は部活で手が動きにくい、風邪気味だ、きょうは休んであした倍返しだなどとあれこれ理由を考え3題をやらずに寝てしまい陽が昇る。
太陽のほうがせっせと毎日昇ってさんさんと陽を注いでいるというのに彼のほうはきょうの計画の3題がいっこうに進まず散々。
自分でこうやると言ったことであるのに自分をあてにできない。
仕方がないから誰かに指示してもらおう。
きょうはこれをしなさい。
はい。
今度はこれをしなさい。
はい。
言われたら言われたことだけそこまではやって終わりにする。

話がそれた。
なかなか自分の計画というものがあてにできないうちはセルフラーニングは成立しない。

逆に独立学習したいなら自分でやると決めた計画をノルマととらえ実行できるようにしたらいい。
週速度と日速度をページ数、問題の題数で測るのはセルフラーニングの基本中の基本だ。
週速度を意識することなしに独立学習をどんどんすすめるというのは考えにくい。

週の速度目標はいまの自分が未来の自分にした約束であり希望である。
未来の自分に多くの成果をもたらしたかったらノルマを守ることだ。
週速度を落とさないことだ。


セルフラーニングの技法(7)
週速度の目標を決め、それを守る。
posted by ヒカリ at 05:45| 考える帽子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月15日

3回原則と2回原則。

ヴォクの塾では課題を3回忘れると退会としている。
これを3回原則と呼んでいる。
過去には模試で偏差値70を下回ったことが一度もなかった子もこのルールでご退会となったこともあった。
普段の成績と約束を守るのとはまったく別問題と考えている。

課題のノルマさえ終えずに自分のやりたい勉強ができる日が来るわけがないからそうしている。

他に2回原則もある。こちらは姿勢指導上のもので挨拶とか仕草とか当たり前の指導の方である。

お問い合わせの方に聞かれたのでこちらにも書いた次第。

課題の分量は志望校の受験に足るだけの十分な量となっているので体調管理ができない子だと終わらないくらいの量になっている。



posted by ヒカリ at 06:30| 光塾 上尾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月14日

技術と全高入メモ

脱線。
指先に神経を行き届かせること。

文字を丁寧に書ける(読みやすい文字、見た目にここちよい文字、自分の見たい文字がある。イメージはできてもそれが自分ですぐにそのまま書けるというわけではない。)

文字を速く書ける(読みやすさを追求した文字の対極には速さを追求した文字がある。文字をささーっと素早く書き授業中教師の言葉をほとんど全部ノートに写せる子がいる。きまってテストや演習の速度が素早い。)

ラケットやボールを思うように動かせる(落合のバットコントロールは有名だがバットでボールを思った方向角度高さ距離に飛ばせるくらいバットさばきのうまくなるような練習法がある(コーチえのもとはボールをラケットにのせる時間、ボールにさわる時間を長くすると説明していた、打つのではなく押し出すような感覚になる、落合は幼少期軟式ボールを竹の竿で打つというゲームをしてそれがうまくなったらしい。)

ピアノや習字で指や手を思ったように、ときに思う以上にうまく動かせる。
ピアノがよいピアノがよい、習字がいい、習字がいいと世間に言うが一体何がいいのか、それは身体を意識に近づける訓練のひとつとしてよいのではないか。

速く文字を音読できる人がいる。
人はその速度で黙読を行い、その速度で思考を行っている。

物を速く覚える人がいる。
人はその速度で情報のインプットアウトプットを行っている。

こういった身体の先端や細部をうまく速く操作する能力と学習の能力とが無関係ということはない。

そういったことはデータをとるのが困難で研究結果などを読んだことはあまりないが経験として多くの人が感じているようだ。

作法や姿勢を指導するのにも一定の効果があるに違いない。

勉強にとって文字は、したがって大きすぎても小さすぎてもいけないことがある。
文字を書くのが読むのが、遅すぎてもよくないことがある。
そういったことは言われないとなかなか修正されないことなのかもしれない。
個人的な領域の癖として見過ごされもしたことだろう。
指摘する前に一瞬どう言おうか言っていいのかと悩むこともあるが勘と経験を信じヴォクはあえて気づいたときにすぐ言うようにしている。
何も「きみは性格が悪い」と言うわけでない。
それはただ技術上の問題だ。
そして技術は訓練で向上することができる。

そして文字を書くのが速い人、文字を書くのがうまい人、文字を書くのが速くてうまい人、音読のうまい人、音読の速い人、質問の返事をするのがうまい人(一問一答がスムーズにすすむ場合)には「これは本当にいい能力だ、よく訓練した」と伝えることにしている。

暗記力養成、スピード力アップ、エラーを減らすことは「考えること」と比べ価値が置かれている量が小さいような気がするが、考えること自体をうまく進めるために必要な能力でもあり暗記力、スピード、正確さを発揮できるように指導することは指導のポイントになっている。

以上の事柄を指導で気をつけている。言葉にしたことが今まであまりなかったが隠していたのではなく無意識だったからだと思う。
言葉にすることで考えを進めてみたいと思い書いてみた。









おまけ 「全高入メモ」より
全高入の過去問をすでに3年分3周以上している。
これからやるのは新しい問題でなくていい。
前にやった問題を100%正解できるのか。
数学はたんに全問正解できるだけでなく速く解けるまで練習する。
10分以内に大問が解けるようになるまで繰り返し、実際に10分以内に解けるようになれば修了。

テーマは精度と速度。
12、1、2月のメンテナンス期、仕上げ期にこだわっていく点もその2点となる。

全高入の受験生正答率表は問題を解くときには見なくてもよい。
解き終わった後に難問題が解けているのを確認してガッツポーズをするのは構わない。

最後に、塾ブログのことも。
「ヤンチャ塾長のブルース」にヴォクは大きな影響を受けている。ヴォクは個人塾をやっている。きっと無意識にいつも意識している。
posted by ヒカリ at 05:49| 考える帽子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月12日

セルフラーニング力の向上(6)

セルフラーニングの技法(6)
・惚れ込んだ本をいつものように読む。全文憶えてしまうくらいまで。


自分で材料を調達し自分で技を学ぶセルフラーニングにおいてどんな本、参考書問題集を読むかが成果に大きく影響する。

例えば、成功者の真似をする。志望校に進学している先輩が使っていた本を読む。
例えば、予備校のトップ講師の本に学ぶこともできる。講師教師の一部は授業や技術を(ときにその周辺までの研究の細部、ノートなどまで)作品にして市販している。詳しい本になってくると答案、解法のルールや定石のみならず「なぜそうして解くか」といった解法の必然性まで書いてある。

一流の現役プレイヤーの書物もあるだろう。

体系的な本になってくると個々の問題の解き方のみならずテーマに取り組む際の姿勢や呼吸法、判断基準の枠組みまでを伝えようとしている。判断の体系をまとめている本もある。

本にはりつき繰り返し読み返しているとまるで(映像)授業を観ているように肉声、息づかいまで聞こえてくるようだ。

絶版図書も、現役を引退している師の本も、そしてもちろんベストセラーの本もどれだって選ぶことができる。

え?絶版だとわからないところを著者に質問できないから困るって?
そうだね。
Youtubeを開けばわかりやすい講義がたくさん視聴できる。
知恵袋で質問すれば明解な解説がいっぱい見つかる。
しかし質問を著者以外の人にしたくない。
そしてその本の著者に直に聞くことができない。
ならば、寝かしたままずっと考えたらいいさ。
5年後違うことを考えているときにふとわかることだってあるさ。



古本屋や書店で同じテーマを読み比べれば他人にとってでなく自分にとっての価値がよくわかる。
あなたがどうしてもわからなかった問題をサクッと明快に記述してある参考書がもし書店にあればそれを買っておけばいい。その本はかゆいところにまで手が届いている。


入試で重要でないこと、周辺知識まで掲載している網羅性の高い書物を選ぶこともできる。
ふつうの本で2ページかける解説を10ページくらいかけて説明する詳しい本も。
ひとつの解法だけでなく別解1、別解2と複数の解法まで紹介しさらにそれぞれのメリットデメリット、普遍性、速さなど解法の選択まで書きおこしている書物に学ぶことも。自分の解き方がどうだったのかまで学ぶことができる。

毎年試験に出るような典型的古典的な重要問題だけをセレクトし、ただしインパクトを持って伝える本を選ぶこともできる。
学年関係なく3年先5年先に学校で習うようなことも噛み砕いて説明している本も。
教室通いだったらありえないことだがひとつの教科で2人の師の本に学ぶこともときにはできるだろう。ひとりの先生の書物を読破し、次に同じ(ような)派や違う(ような)技、型をもった先生の本を手にとることもできるかも。
まるで読書のように。


ひとつ上の進学先の学校の学生が使っている指定図書や副教材も。

市販図書なら大きな書店で実際に手にとって探せるのがいい。
絶版図書なら伝説的な名著を古本屋で見つけて入手できる。タイムスリップして師の教えを学ぶことができる。


結果、セルフラーニングを、師の言葉を頼りにしながら、進めることができる。
そうして徐々に自分なりの仕方が見えてくるものだ。

ところで本に読んで学習を進めることを継続するとひとつの能力が身につくことをご存知だろうか。

一回だけ読んで内容を頭に入れる能力、一回だけ聴いて内容を頭に入れる能力は情報処理能力として重要なものだ。

二回も言われるとしつこく感じるというくらいになりたいものだ。
水筒はもったの?
・・・
水筒はもったの?

二回言うことには問題があるし二回言われる方にも問題がある。

一回で聞き取れないならメモをとる工夫が必要だ。
一回読んで頭に入らないなら読書スピードを落とす工夫が必要だ。
二回読む三回読むのは自由だが一回でも読めるようになれるものならなりたい。

聞き返すことを癖にしていてはいけない。
一回聴いたときに集中して聴くようにしわからない部分だけを質問するようでありたい。
そんなどうでもいいことを思う。

入試問題の英語や国語の問題文はやたらに長くそのくせ試験時間が短い大学が私大には多い。
差をつけないとならないからというのもあろうが、ひとつに情報処理能力を見たいということもあるだろう。

だから速読速聴がとかく言われる。
人間は理解している限りにおいて読解速度を上げることはできるがたんに目を速く動かすだけで速読スキルが上がるということはない。

集中して読んでインプットして頭の中で考えてはじめて次の情報が頭に入るスペースが生まれるのであって、速聞きすれば勝手に脳に入ってくるものでないことは、たとえばDVDを高速にしすぎると何も入ってこなくなることを考えてみてもわかることだ。

それはどこか消化と似ている。
人は消化しないと次の食べ物が入らない。

速く読むこと、一回でとらえることはたしかに身につけたい能力の一つだが、その方法となると世に確立されたものがない。

普段の訓練が必要といえばそれまでだが、ではどうやって訓練するかと言えば返り読みせずに読んでみるとか理解できる限りのスピードにおいて速い遅いの差をつけながら読んでみるとかの意識的な訓練が必要だ。

たとえばわからないところに線を引きつつもそれはそれとして飛ばしてそれでも段落の内容はおさえにゆくといったやり方も考えられる。

読解において、要点をつかむということは必要なスキルとなる。
結局イイタイコトは何なのかをつかめていたら多少不明なところが残っても読み進める意味は継続できる。

そういうことなので要約、それもできるだけ短い言葉での要約のトレーニングを積むのはやり方としてわるくない。

話戻して好きな本を読みすすめるうちに読解力は上がる。
読解スピードもあがってくる。
本に学ぶことの副産物と言えるのだ。
そしてこの副産物の効果が入試本番では小さくない。
posted by ヒカリ at 05:32| 考える帽子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月10日

最後の模試結果

中学2、3年生の12月の会場模試の申込を済ませた。

中3は塾内全塾生の平均値目標までは届いたが子別にはまだまだ。
小3、小4、小5、小6。
セルフラーニングの開始時期はみなそれぞれで、3年間、4年間、5年間、6年間、ここを目指してずっと一緒にやってきた。
そして、この「3年の12月」を目標にして1年前の2年12月から最後の総復習を続けてきた。

この3年12月に結果の自己ベスト記録を出すべく備えてきた。

(ここが終わると神奈川、東京の自校作成問題や本番正答率20%以下の難問題の系統分析と演習、入試過去問全高入とは授業ではおさらばし、入試問題と同形式同難度、制限時間八分の問題演習期となる。受験校の問題の質やレベル、時間や配点などのソフト面は当たり前として、ハードの解答用紙の解答記入欄の枠のサイズまで(できれば)ミリ単位で揃え練習と時間内に解く復習を重ねたい。入試予想問題は12セット用意した。)

模試として最後の闘いとなる。
残りの期間で何が出てもよいように見直して、気持ちを整え、備えよう。

中2は申込者が今回も多かった。中2も積極的な子が多い。受験生平均目標は同じ数値で今回達成しておきたい。


英数国理社の塾内平均はどの教科が一番高くなるのか。

5科偏差値の全塾生平均は目標を達成できるのか。

県内100番以内に何人が入るのか。(東大、医学部を将来受ける子は中学生のうちに県内100位以内に入っておくことを目安の一つにしている。そこを目指している子にはその順位にこだわるように伝えている。一度入ってもキープするのはなかなか大変だ。塾なしで独学の優秀な人もいれば私国立中在籍の子もいる。いろんな人があつまる大きな模試は実力を測る目安になっている。)

各人の自己ベスト記録がどこまで伸びるのか。

各人の志望校内順位はどうか。

楽しみでならない。
posted by ヒカリ at 05:27| 自分との闘い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月05日

傍用問題集(3)

こんにち波。


でね(でね?)、
学校の傍用問題集を使い倒すことほど力のつくことはないんよ。

塾に行かない子でも学年1位はとれるよね?
塾は週1回でも学年1位をとれるよね?


全部やり終えたのでプリントをください、とたまに超積極的な子から言われる。答えはノーだ。
量はもういい。

「で、全部かんぺきにしたの?」

次は精度だ。
学校の傍用問題集を解けるように学校の授業があった。
学校の傍用問題集を解けるように教科書があった。
学校の傍用問題集を解けるように参考書があった。


学校のノート、学校の教科書、学校の傍用問題集のすべてがかんぺきになったのかな?

差はその精度でつくんじゃないか。
80パーセント、
90パーセント、

92パーセント、


95パーセント、



98パーセント。




99パーセント。


















まだまだぁ〜〜っ










傍用問題集はなぁ〜













傍用問題集はなぁ〜



(サラリーマン金太郎かっ!)




精度を100パーセントまで上げるのが稽古メニューだ。

傍用問題集をなめんじゃねぇ!(だから金太郎かっ!)









試験でボンミスがたえないのはなぜだと思う?
ミスは漢字で「看す」と書く。みるみるうちにみすみす見過ごしてるってことだ。

普段から傍用問題集を100パーセントまで仕上げてないからだよ。

セミナー化学。
センサー生物。
4ステップ数学。
サクシード数学。
ニュースコープ数学。プロビジョン英語。



センター試験で100点がなかなかとれないのはなぜだと思う?
学校の傍用問題集が100パーセントに仕上がっていないからだよ。

難関校に合格した子、
学年1位だった子、
特待合格を果たした子、
志望校に合格する子、
学校推薦される子、
誰もがやっているごく当たり前のことがある。



目の前の1冊をやった、しかも完璧になるまでだ。すみずみまで1つ残らずだ。


塾に行くかとか行かないかとかは問題じゃない。問題集なら学校で渡されるから。書店にあるから。


週に塾に何回行くかなんてそれはどうでもいい。問題集ならどこでも開けるから。


自分がやるかどうかだ。自学の真の意味はその中にある。

ひとりじゃできない?それはひとりでやってないからだよ。
自信がないのならやるしかないんだよ。
やって誰よりも稽古してまずもってるものを仕上げるの。

学校の傍用問題集を仕上げるの。



傍用問題集をなめんなよ(なめ猫かっ!)
posted by ヒカリ at 05:50| Comment(0) | 赤いマルと緑まる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする