2013年05月29日

花の匂い

もう7年になるだろうか。
教室にも自宅にもセージがいる。
花の匂いと色が好きでいる。

セージの花を知る前にS&Gのこの詩の中でそれと出会った。
はじめセージは人の名前に違いなくて、
セージとローズとマリーとトムなんだろうって、
小学5年の頃のヴォクはそう思いながらうたってた。

Are you going to Scarborough Fair?
Parsley, sage, rosemary and thyme.
Remember me to one who lives there,
For she once was a true love of mine.

庭には、チェリーセージ、ゴールデンセージ、パープルセージ、クラリーセージ、トリカラーセージ。

庭にはチェリーセージ(好きなので二回目)。
家の中には千原セージのDVDだ。

冷蔵庫の中にはソーセージ。(お決まりで)
でもソーセージの語源はセージと聞く。

セージと言ってもいろんな匂いといろんな花があって、挿し木をするだけでまた根がついて同じような花が咲く。

不思議でならない。
posted by 花波 ヒカリ at 22:07| どうでもいい花波詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月28日

ダンディドゥン

ダンディドン♪

http://www.youtube.com/user/MrChildren

“Mr.Children Official Channel”

「REM」

「常套句」

「hypnosis」

「エソラ」

「花の匂い」

「彩り」

「祈り 〜涙の軌道」

「HANABI」

「GIFT」

「フェイク」

「しるし」

「and I love you」

「Sign」

「くるみ」

「HERO」

「君が好き」

「光の射す方へ」

「ニシエヒガシエ」

「花 -Memento-Mori-」

「Tomorrow never knows」
posted by 花波 ヒカリ at 16:07| Mr.Children 花の匂い 足音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月26日

持ち時間を増やす方法(2)

あれもほしいこれもほしいもっとほしいもっともっとほしい(ブルーハーツで)というのは人の常だ。

ほしければ全部手に入れたらよいが、準備するのに時間がかかる。
たとえば、数学の問題が解けるようになりたいとして入試に必要な250題をマスターするのに最低1000回くらいは解かなければいけない。

たとえば英単語をマスターしたいとして入試に必要な2000語をマスターするのにおよそ12000回くらい自分で練習しなければならない。

入試でほしい点数が決まっていて、入試で必要とされる水準も過去問からわかっていて本もノートも手元にある。

他に必要なものは本の知識を頭に写したい、身につけたいという願いと、それを実現するための準備と練習だ。

願うのに時間はかからない。いささかもかからない。
練習には時間を要する。まず何を身につけたいのか、テーマを定める。

ヴォクが知っている入試研究家でもっとも勤勉だったEくん(E君のことは何回かこのブログに書いた)は、たかだか数学の250題を3年間毎日解き24周していた。
そのひとつひとつはどれもハードな入試問題で初見で解くには20分くらいかかるものだったが、彼はそのどれも鉛筆が一瞬たりともとまることがなくまるで算数ドリルか掛け算九九でも解いているような速度でカッカッカッタッタッタッと1分くらいで書いた。
入試難問で普通は数学がかなり得意な人でも10分はかかるような問題を。

はじめて見たときの衝撃は今でも忘れられない。彼は3か月後の朝も6か月後の朝も毎朝それをクルクルとマシンのように解き続けていた。
全国模試の高得点者リストに掲載され続けたことは言うまでもない。

まず1題解くごとに練習時間を短縮できている。
1題解くごとに何分もの時間だけ、もっと速く解いているので、あまった練習時間を次の周回の練習や、他の教科の練習に回すことができる(時間を増やす方法1)。

次に同じ問題を練習しているので毎周回ごとに頭の中に解法のルールとパターン、発想、定石、解法のテクニックが整理されている。解くごとに頭の中で公式がすっきり整理されていく。
問題や解答は解いているだけなのにいつの間にか問題文も書こうと思えば見ないでかけるよとヴォクに話してくれた。
あー、いつのまにか暗記するくらい熟練したのか。
暗記しようとして憶えたのでなく考え続けるうちに自然と憶えるくらいになった。
それくらい何度も考え続けたってことなのか。

彼はクリーム色のルーズリーフに同じ問題を解き続けた。
もったいないなどうせ解けるのになんでルーズリーフに?とヴォクは思ったもんだが、いま思えば彼にとってそれは楽しい時間だったのかもしれない。
趣味になっていたのだろう。

問題文をチラと見る。
解答を書き始める。
とまらないまよわない、すすむすすむさいごまですすむ。

思考の速度で解答作業がすすむ。
あの手品を見せられた図書館自習メンバーの誰もがEくんのシャープペンシルに見とれた。真似をして数学がうまくなった。

得意ではないものも苦手ではなくなった。
Eくんのマジック。


ヴォクが高校生だった頃に使っていたのは土師師、藤田師コンビの『トレーニング(受験編)』というシリーズだった。
同著者らによる「標問(標準問題精講)」なども副教材だった。
テニスの先輩がたには山本矩師の参考書も数学超特急シリーズ全冊含め代ゼミのもの多数と大数たくさんなどいただいており調べる図書、サブ図書は充実していた。
自学自習のホーム図書(全問身につける本)としてはさっきの「トレーニング」シリーズを使っていた。「トレーニング」は黒大数同様、「解法を暗記する数学」と遠く離れたところに存在する参考書だったが、毎回感動しながら読むたびに感動のあまり暗記してしまうような書物であった。
両シリーズとも全部いまも書棚にありたまに調べることがある。


(つづく)

ホーム図書(当時)
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調べる図書(当時) 黒大数
いま学生だったら(学生みたいなものだけど)ホーム図書をフォーカスゴールドにするだろう。FG数学はおもしろすぎる。



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2013年05月23日

持ち時間を増やす方法(1)

部活との両立は自立型人間にとって最大のテーマとなる。話は何も部活動だけに限らない。ひとはいつだってたったひとつのことをしていられるほど暇にはならない。なぜなら余暇はエネルギーを生み出し活動意欲を増す。
あれもしたい、これもしたい。
もっとしたいが人の常。
力をつけたい。部活動もしたい。エネルギーに満ち溢れている。

でも時間は限られている。あっというまに次の太陽が昇ってくる。
選択と集中が鍵になる。
時間をテレビに奪われてはならない。一番大切な資源たる時間を自分の成長のために使う。

どうやって?
「スピード○」を身につける。
どうやって?
昨日より今日を速く、今日より明日が速くなるように練習を工夫して。

どういう工夫を?
週速度を追い求める。

週速度15語なら月速60、年速720だ。
その数字は悪くない。
でもうまくなるのをもっと急ぎたいともし願うなら週速25語の高速エレベーターに乗ってみる。月速100、年速1200で光速道路をかっとばす。

週速25? 光速道路?
それは魅力的だ。
そのスピード、どうやったら身につく?

身につくまでやってみるしかない。
挑戦もしないでかなう夢などない。
それにこだわってそれに絞って、持てる全部の時間をそこに集中させる。
トイレの中、風呂の中。

それでもたりないって?
移行時間が大きすぎるのではないか?
飯と風呂の間のこの空白時間はなんだ?
そこで単語帳に書ける。

単語帳?


そう。つくるだけでは意味のない単語帳。
それをいつでも持ち運んで隙間時間や移動時間で覚えたらいい。
飯と風呂の間の30分もそのカードを何回もめくったらいい。
どうしても見ないといけないテレビでもコマーシャル3分の間に3つ覚える目標で最悪1個憶えるとか。

せこーーーっ!
たった1個て!

かーーーーつっ!(ロン喝で)
週速25は日速5ないと生まれない。届かない。日速5をキープせねばならぬ。
なんでも空いた時間で進めないと時間が足りんのじゃ。

え?
たったの5?
5かける7は35?
ほんとだ。
10おつりがくる。
たった5でいいのか。

あまりは駄目押しで100パーセントを140パーセントにするのにあてる。25さわるのではない。25みにつける。1周目で25パーフェクトに憶える。
完全なる週速25を身につけられる。
日速5すすむ。
たった5なら空いた時間にひとりで稽古できる。
ただし毎日続けることだ。
5が10となり10が15となり15が20となり20となりやがて大きな25が咲く。

咲くのか?
咲いてしまうのか?


5が苦しいなら3を2セットにわけてもいい。
3つならなんとかなる。
3つならはじめたら終わるくらいスモールなことだ。
なんとかしたらその道路に乗ることができる。

3つを2回かー。
週速25挑戦してみよっと。
3つならできるはず。
何分かかるかな。
はかってみよっと。
ピピっ。

ノートに書く。
見る。
言う。
見る。
言う。

見る。
見上げる。
言いたい。
見えない。
言えない。
言えない。
チラ見。

思い出す。
見上げる。
言う。
言えた。

次のにすすむ。
見る。
さっきのといまのを言う。
見る。
さっきのといまのを言う。
見る。
見上げる。
さっきのは言える。
いまのが言えない。
見る。
思い出す。
さっきのといまのを言う。

あれこれしてるうちに3つは言える。
書いてみる。
お気に入りのペンで書いてみる。
シャーペンにみとれる。

ほなね。


持ち時間を増やす方法(2)に続く。

参考記事: http://99u.com/articles/17123/5-scientific-ways-to-build-habits-that-stick
一部引用‘In our day-to-day lives, habits can often be tough to build, as there are plenty of distractions that can lead us off the “straight and narrow” and right back to our old ways. To alleviate some of those troubles we can examine some academic research on motivation, discipline, and habit building, and break down their findings into actionable steps that any aspiring habit-builder can put into place.’

2013年05月15日

合格る計算〜花波推薦セルフラーニング図書

大学入試センター試験の数学はマークシート方式という制約があるので、解法の発想というよりも計算の精度となによりスピードがものを言う。数学をマークシート方式で測ろうというのはもともと無理な部分も多いのだがセンター試験が廃止されるまでは部分的とはいえ入試総合点の中でスコアもつくので対策は必要だ。

センター試験では解法の発想は問題文にある程度誘導付きで示されるし逆に誘導の波に乗る追跡力の方が必要とされる。

センター試験を受ける人にとって数学の計算スキルを上げることは教科書内容を完全マスターするのと合わせて重要なトレーニングテーマである。もしも制限時間が二倍あったならと思ったことのある人は少なくあるまい。
いや話はなにもセンター試験数学だけにとどまらない。
数学は計算がつきものだ。
数学は考えるものでもあり数学は計算でもある。


Z会のチェクリピ、駿台のカルキュール、数学の計算革命と並んで計算3姉妹の、文英堂のシグマベスト『合格る計算』(うかるけいさん)もまたカバーをかけて大切に使い倒したい図書だ。(それ、一冊多いですっ!)

ひょっとしたら数学の80%は計算でできているのかもしれない。数学的問題が難しい原因の一つに、計算が複雑ということがあげられるだろう。

発想とか解法とか理解とか本質とか戦略とかの言葉があるように数学に計算以外のものだってたくさんあるだろう。でも、計算はほとんどどんな問題を解決するのにも必要となる。数学をやりたければ計算がうまくなるにこしたことはない。灘やラ・サールといった数学の学校で短い制限時間のある数学の計算テストがたくさんあるというのは有名な話である。

こと入試においては制限時間がある。計算のコツやスピードがあるのとないのとが明暗を分けることもあるだろう。



本書「合格る計算」には計算が上達するための2つの特徴的な工夫がある。1つ目は、「解き方のコツ」になる計算中の思考過程を最大限、文字におこしている点だ。計算がうまい人は、1行ごとに工夫をして解くだろう。工夫のない方法と工夫のある方法とを対比的に並べることにより、計算の工夫の仕方を習得することができるように編集されている。

2つ目は、計算問題数が多い点である。普通の問題集が2題や5題くらいの練習問題ですませているようなところで、10題くらいの類題を掲載している。しかも別冊の解答編の中でちょっとずつ解答のコツのアドバイスをつけたしてゆくという入念さ。1問目で学べることと、5問目で学べることと、10問目で学べることが決して同じでもないという。

さすがに、10問も20問も解けば、手が覚えてくるという要素もある。10問、20問解いてはじめて身につくことは存在するという気がする。

たとえば、数V3CのITEM39「やや高度な積分」の単元では、27問の積分の計算問題がある。こんなにたくさんの計算問題を載せている問題集は学校専用の各種傍用問題集を除くとなかなかない。(傍用問題集では数研出版の「サクシード」が、置換積分の練習問題だけで62題、部分積分の練習問題だけで34題もあり、反復回数が群を抜いて多い。サクシードのAB発展問題の解説はサクシードの重要例題の中のそれほどは詳しくないが、解答は端折らず詳しい。方や、うかる計算には置換積分、部分積分それぞれ15題、19題とサクシードよりは少ない。サクシードは計算に特化した問題集ではないが、計算部分をとっても、問題数がピカイチ。数研のサクシードや東書のニュースコープのような傍用問題集と絡めて使用すれば合格る計算の効果は一層増すのではないか。)

最後に、合格る計算の数学VCにだけはカードが付属している。これがまた非常によいつくりになっている。カードを作成するのには結構時間がかかるのだが、一度作って使い込んだら役だつような仕掛けがしてある。
合格る計算の解答編のめっさ親切な補足的注意コメントは読むごとに感動するが、このカードは見た瞬間に感動した。


次、『1対1の数式演習』。




数学VCの独学図書特集記事(So-netブログ「花の匂い」にて)。
『聞いてしまえばとっても簡単!数学3』 [単行本]
長岡 亮介 (著)

『フォーカスゴールド数学3C』



ほなね。

最高水準問題集〜花波推薦セルフラーニング図書

ボールパークに行っても落合博満に会えなくなったので困っているヴォクです。きょうもノリノリで書こう。ヴォクの愛する独学図書のことを。


高校入試の対策として参考にしている問題集がいくつかある。

詳しくなった新課程で一番役に立っているのは「最高水準問題集」。

判が大きくなり、書き込めるのがよかった。


「差がつく入試問題」や「50%以下」

どういう問題が難しくなるのかが知りたくて「正答率50%以下の入試問題」シリーズの頃から版が変わるたびに揃え利用している。
教科書に載っているにも関わらず正答率が低いということには理由がある。
とくに正解率が10%なかった問題は「全高入」にフラグを立てエクセルに年度と問題番号と正解率などの数値を入力している。
各県のサイトで正解率の公表のされていないケースの独自調査?データの掲載もある。
入試が記述式である場合、受験生の「再現答案」が参考になり、入試が記号式問題である場合はこういった正答率データが重要だ。

「50%以下」シリーズは「英作文」など領域別編集なのが便利ポイント。
数学などでは年度が変わっても一部の問題には重複のあるケースがある。独学者が自学用として使う場合は最新版だけあればよいだろう。





過去問集としての定番系では「全国高校入試問題正解」や「高校への数学」の入試問題特集、「Manaviの問題作成ソフト」。
問題作成ソフトはManaviの他にも使いやすいものがいくつか出ている。


入試過去問教材の中で「分野別過去問」は使い勝手がよく、とくに理科が重宝している。理科の出題形式は数学と違って分野横断型よりは単元独立型が多い。入試問題を単元別にならべたか。くわぁーーーーー(MVKのスタンプをバシっとおしながら)。

(分野別過去問については(4)番や単元家関連で前にも書いた。http://selflearning.seesaa.net/article/292711994.html

イオンと化学変化、運動とエネルギーなど復活単元が充実している。



国立の附属を受ける子は「難関突破精選問題集理科―国立・有名私立〈高校入試対策〉」の方も過去問と合わせて使っている。
ラ・サールと灘の思考問題まで揃っておりおもしろい。


参考書では「旺文社 中学総合的研究」が抜群だが電子辞書「カシオのエクスワード」一台の中に全部入っている。
しんじられなーーい。

ほなね。
次回、『定期テスト対策 化学基礎の点数が面白いほどとれる本』。(So-netブログの花の匂いにて)
posted by 花波 ヒカリ at 05:44| 独学独習参考書としてのヒカリ推薦図書リスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

古文上達〜花波推薦セルフラーニング図書 古文上達基礎編 読解と演習45

今日の高校生古文。今日の古文全文訳もまためっさ速訳だった。速すぎて一瞬ついていけなかった。お経じゃないんだけど!

いったいどんな練習をしてるのだろう。前に聞いたときは原文を読んだり現代語訳を読んだり原文を読んだりと言っていたような記憶がある。

ん? わからないなぁ。結局たくさん読んでいるということなのかな。とりあえずいにしえからタイムマシーンでワープしてきているわけではないことは間違いなくなった。そこはよくわかった。

でね、花波のお気に図書の続き。

今日は『古文上達基礎編読解と演習45』。(ま、またそれー?)

この書物は日本人向けの日本語古文の(受験対策を兼ねた)指導書なのだろうが、工夫が果てし、なかー(仲先生だけに)。たった1冊によくここまでたくさんのテキスト情報を詰め込めるなぁ。

Z会の問題集らしく、文字がギッシリつまってて幕コdeラックスかっ!ってくらい充実している。
いや、なんとなく幕の内弁当みたいな←



文法の練習問題(見開き2ページ)は解説が詳しい。非常に詳しい。識別法まできっちり書いてある。ちょっとした古典文法の辞書のよう。

そして実戦問題。12、3行程度の生古文を入試問題などからひっぱってある。設問は独学者向きに改変されているようだ。一つ一つの問題に意味(のようなもの)を感じる。

この書物が何よりゴイスだなぁと思うのがその別冊解答編。1冊なのに2冊。このページはとくに初学者にもわかりやすく作られている。わか・りやすく(なんで2回言ったかなぁ?)。

別冊左ページの設問解説は他に類を見ないくらいに詳しい。この別冊の右ページには古文原文が、そして原文の右脇には小さいフォントでかつ薄いグレー色で現代語訳がついている。この小ささがいい。何回も読むうちにどんどん視界から消えていくことだろう。はじめは視点は右より、読めば読むほど、右側なんて見えなくなるようにつくられている。ちょうどここのつくりは高校古典の教科書ガイドのようでもある。

さらに文法上のポイント解説(係り結び、助動詞、助詞、敬語など)のため赤字とマーカーがそれぞれ本文左と本文上に付されている。一石三鳥。

プラス、読解へのアプローチ、さらには意味段落ごとの「あらすじ」までついている。
って、あらすじ付きって!!
どんだけ親切なんだっ!

情報量の差がそのまま独習のしやすさにつながっている。それでいて並びが機能美でいささかもくどくない。

読むたびにその作り込みの丁寧さ、やさしさに感動する。この解答編は読んでいると、スケルトン式時計の裏蓋から機械式時計のなかのゼンマイを見ているときみたいなうっとりした気分になってくる。

と、一石五鳥のこの本だがヴォクが驚いたことがもうふたつみっつよっつある。本冊と別冊含めて、余白という余白がほとんどない。

400字詰め原稿用紙に399字くらい書き込んであるような感覚。うーん。

あやしからず、おろかならず、それでいて、うまからず(うん、食べ物じゃないからね)。

この本もまたダイソーのブックカバーをかけて読み込みたい本だ。

全45の文章中、40話から45話は和歌がテーマ。この和歌の解説が、チョーわかりやすい(和歌だけに)。

おまけに解答編の最後には古文単語リストまである。一石何鳥か数えきれないなぁ。

掲載単語は、
あ→14、い→10、う→9、え→2、お→11、か→6、き→2、く→2、け→けしき1語、こ→9、さ→9、し→4、す→3、せ→0、そ→2、た→7、ち→ちぎる1語、つ→5、て→0、と→4、な→4、に→にはかなり1語、ぬ→0、ね→2、の→2、は→2、ひ→5、ふ→ふみ1語、ほ→ほい1語、ま→7、み→みゆ1語、む→むげなり1語、め→2、も→0、や→5、ゆ→5、よ→3、ら→らうたし1語、り→0、る→0、れ→0、ろ→ろんなし1語、わ→5、ゐ→2、ゑ→0、を→をかし1語。
計153語にもなる。これは、少なくない。

2006年3月10日生まれ、とのこと。


たった一冊で古文の基本が身につく本をヴォクはほかにまだ知らない。





その他のお気に図書も今月書こう。(So-netブログの方で)・・・
旺文社の「分野別過去問」
東京出版の「プラスワン問題集」
東京出版の「1対1対応の数式演習」
「わかる解けるできる中学数学」
駿台文庫の「JUST100数学問題集」
河合出版の「数学の良問プラチカ」
中経出版の「大吉巧馬の0から始める入試対策数学VC」
代々木ライブラリーの「ビトク先生の漢文」
啓隆社の「英作基本文例600」
Z会の「リンガメタリカ」
研究社の「英文解釈教室」
研究社の「英語リーディング教本」

1対1の数式演習〜花波推薦セルフラーニング図書 1対1の数式演習, 古文単語の整理法

『1対1の数式演習』もまた、カバーをかけて大切に使い倒したい図書のうちのひとつだ。

昔の『数式の演習』(東京出版)は『数式のエッセンス』と並び中学数学の古典的名著だが、「演習」の後継本たるこちらの『1対1の数式演習』は最新の入試問題を題材にしていることもあり負けず劣らずよい本だ。

選ばれた問題はおもしろい問題であり考えたくて仕方がなくなる伝説的なものを多く取り上げている。しかも同じパターンの問題は2つくらいしかない、という。場合の数の世界に「モレナク、ダブリナク」という言葉があるが、1対1の問題配列自体が、それを表現しているようでもある。
とりわけ灘高の入試問題は多数掲載されており、それら難関高校入試を受験する人にとっても、実戦的な一冊であろう。1対1の名の示す通り、「例題」とそれに対応する「演習題」で構成される。この例題は、教科書レボーをAとすると、Bのレベル(『月刊高校への数学』でいうB問題からなる。演習題は「C時々B」レベルで構成される。独習者には自分ではどれがいい問題かということはなかなかわかりにくいものだが、本書を使えば、良質の入試問題をまずはモレナクダブリナク演習することができるだろう。東京出版の高校への数学の解説は(意外に?)わかりやすい。一言でいって、東京出版らしく「エレガント」な解法である。ここでヴォクが言うエレガントは「洗練された」といういささかわかりにくい意味の方ではもちろんなく、ぶっちゃけ「最短の」くらいの意味である。そんなにシンプルに考えていいの? という解法が並ぶ。独習しやすいよう注や解説、別解は(珍しく)詳しく、独習度は限りなく高い。数式演習を例に紙面構成を見てみよう。場合の数で、「玉を箱に入れる」という古典的なテーマ。上の方には、巣鴨の入試問題。出題年度までときちんと書かれており、入試問題のレベルを体感することもできる。それに完全対応しかつ難度の上がる演習題。ここは、(1)と(2)に専修大松戸の、(3)に早大本庄の例題のテーマを一般化した良問だが、★マーク問題(★マークは難易度がCランクの発展問題であることを表す)ではなく、例題と同様の解法で解決することができる。まさに1対1の、壁を超える数学ここにありのホップステップ式なので、とっつきにくさがないところがいい。公立高校入試を第一志望にしない人全般が対象だろうか。公立ではそのような難問は出題されにくいので、このような問題を演習する意味は小さいが、たとえば、教科書傍用問題集程度を中学3年の分まで完了した小中学生、あるいは私国立中高一貫校に在籍する中学生、そしてもちろん中堅以上の私国立高校入試に備える中学生向きの図書である。この本もまたダイソーのブックカバーをかけて大切に使い倒したい図書のうちのひとつだ。

次回(予定)。
『図形のエッセンス』




(次々回の予定) 覚えやすく工夫され整理された古文単語集の決定版
『古文単語の整理法』

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ほなね。

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この用語集はすごくよくまとまっている。

次回予定
『高校入試数学問題精講難問必須300題』(旺文社) (アウトプット演習本)

次々回
『定期テスト対策 地学基礎の点数が面白いほどとれる本』(So-netブログの方で)

posted by 花波 ヒカリ at 05:43| 独学独習参考書としてのヒカリ推薦図書リスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地図と地名による地理攻略〜花波推薦セルフラーニング図書

『地図と地名による地理攻略』もまた何度でも読み返して研究したい書物の一つだ。

『新詳資料地理の研究』(センター試験「地理」の学校平均点が高い県立浦和高校の地理科指定図書。2012版が出ている。)と合わせて、地理マニア御用達。

本書(以下「地図地名」)の特徴のひとつに何度でも読み返すうちに地理に詳しくなれるように設計されているという点がある。

例えば、「地図地名」のリヴァプールには次のような記述がある。


(引用)
Liverpool マージー川河口のエスチュアリーに位置するアメリカ大陸への玄関口となった港湾都市。リヴァプール=マンチェスター運河で内陸と結ばれる。ビートルズの出身地として知られる。
(引用了)


簡潔な中に地理的歴史的エッセンスを見事に盛り込まれている。
ひとつの地名の記述を読むごとに地名と地図と地名とが芋づる式につながってゆく。




読者は赤字とか重要語とかの瑣末な(試験の)出題頻度などにとらわれることなく、ただただ繰り返しくりかえしこの地図帳を読み返し研究していくうちに地理が好きになっていくのではなかろうか。

中学生用の「中学校総復習まとめと演習地理編」と並んで地理の独学必須アイテムだ。

次回
『地図・年表・図解でみる日本の歴史 上下』は視覚的に日本の歴史(日本史)がざっくりわかるおもしろい本。

歴史といえば漫画。
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『まんが攻略BON! 中学歴史』は流れしか描かれていないのですーっと頭に入る。






写真.JPG


その他の図書など
http://selflearning.blog.so-net.ne.jp/




厳選・独学独習図書もくじ(のようなもの)
http://www.geocities.jp/papillonhikari/sab0709.html

知恵袋とアマゾン書評の方の目次も、例の問題集の大学入試問題の正解・解説執筆・編集仕事がひと段落したら作成するつもり。
ソネットのブログが消えてなくなってしまったのでリンク先がなくなっている。
記事はMacの母艦に保管しているので書き足そう。



ほなね。

posted by 花波 ヒカリ at 05:41| 独学独習参考書としてのヒカリ推薦図書リスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月14日

中学3年生、県内順位

中3の会場模試結果2013年4月が戻る。塾内では今年もまた塾生平均偏差値目標を、私国立中在籍の受験生を含め3科68、5科68と定めている。もうひとつは個人の判定であるが上位合格に足る判定(A)を全員がとれるのを目標に普段のセルフラーニング指導をしている。今回はどうだろうか。

完全達成はまだだろう。前回3月は未達だった。期限がある。
秋までになんとしても到達したい。
具体化。
「全国高校入試問題正解」を全部○になるまで繰り返す。3周するか5周するかは関係ない。とにかく自力で全部○になるまで繰り返す。




話変わって、個人が自分の模試結果を見るときにこのタイミング、高校入試半年前3月4月6月7月までの結果の時期で見るべきポイントは2点ある。

昨年11月からスタートした入試1年前の総復習セルフラーニング・プログラムの結果として理科・社会の復習の終わった分野・単元ができているか。
繰り返しチェックして極めた分野・単元は必ず結果になる。理科・社会がもしも五科目計よりも悪いなら努力不足。
分野別パート別の練習回数、練習時間、思い出す練習が足りていない。
すなわち、五科の偏差値が三科の偏差値より低いのならば練習回数、反復回数を増やす以外に向上の道はない。
理科と社会は分野別にやったらやった分だけ必ず結果になる。
自分がやりたかったことはなんだろう。
それは11月12月1月2月3月4月5月でどれくらい実現できただろう。

2点目。志望校の合格判定に関しては今の時期は見なくてよい。
むしろ、受験予定校の校内順位と県内順位を見る。

志望校順位が仮に30番なら進学後の学年順位は30番となる(一貫校でない公立高校の場合)。
それが望む順位ならばいい。まだまだと思うならまだまだやったらいい。

県内順位は偏差値72以上の子たちにはそればかりにこだわるように伝えている。
学校というのはどの地域に住みどんな学校に通うかで教科書も違えば環境も違う。
給食も弁当も自販機も冷暖房もなにからなにまでが違う。
その全員が同じ日に会場に集まって同じ教科書範囲の試験を受けた。
これが高校受験生のグループという限られた集団内での位置どり、実力をも表している。
よくてもわるくてもそれが実力である。
しかもこの実力というものは努力して練習したら必ずやったちょうどその分だけよくなる。
だから順位は直視しなければならない。

2点を確認したら改めて科目別のスコアと5科目のスコアを見る。
90、90、90、90、90、450に対して(浦和、お茶附の場合)、届いているのがどれで届いていないのがどれか。
差異を書き出して見る。
+2、-2、+10、-10、+5のように。
好きな科目ばかりやっていてはいけない。
入試科目全体を5枚揃えるための目標と作戦だ。


次の目標は決まっている。
そこに届くために自分のやりたいことは何だろう。
そのことを今週はやっているだろうか。
やっていないなら次回も結果は変わらない。
やっているなら次が楽しみだ。


子どもの会場模試結果をいま見終えた。
さきほどの二点にも注目して見た。
だがヴォク個人の仕事としてミッションとして、塾生のセルフラーニング値と5教科の教科バランスを意識している。いちばんはじめに見るのは教科別の塾生偏差値平均。数学の塾生平均はどうか。国語の塾生平均はどうか。
国語数学社会理科英語の教科別に単純によいものから順に並べる。
それを過年度と比較して縦に見る。このブログ 花の匂い にはそのまま写真で載っているがデータはエクセル君がセルの中に先輩のデータと合わせて保存してくれている。

今回、教科別に塾生平均を見ると国語がもっともよかった。
過去のデータから見ると、5科の総合力と国語1科目の実力の相関関係が大きい。国語がよいとトータルがよく国語がわるいとトータルがわるい。あくまでデータ上の傾向の話だけれど。

すなわち中学生の学力に関する限り、5科目全体の実力が国語力に左右される。
考えてみれば当たり前のことで現代文は3歳以降の読書体験で決まる。
中学生は部活をし過ぎると読書時間は減る。
それでも一冊読むごとに頭がよくなる。
たかが一長文でも精読味読するなら頭がよくなる。
読んで考えるのと現代文の力は比例する。


国語は毎授業、長文の要約作成や記述答案作成(とその添削を受けること)を小学生の頃から行っている。週ベースで見る限り成果など目に見えない。
でも三年、四年、五年、六年という長い時間単位で見るとがらり変わってくるものだ。
国語の上にも三年。

中学生は一年のはじめから年間を通して毎週いくつかの国語の長文添削課題で本文を読んでは要約し、設問と格闘している。同じ問題でも間違えたら最低二回、三回、書き直す。
白紙提出は禁止なので必ず本文を読み直して言葉を調べなおして再考して書くことになる。

こんなことをしても学校の定期的なテストにはあまり関係なさそうに見えるがそれをずっと続けている。でも実際には定期的な試験と関係ないなんてことはいささかもないし、実力試験で頼りになるのは他でもなく自分の読解力と表現力だけだ。

読み解く力は一長文ごとにつく。ことばと文章に張り付いて読む限りにおいて。
うちの場合は三回忘れたら即退会なのでやってこない子はいない。
この科目の実力をつけるために(指導時間内にできるだけ返却するというすこしやっかいな)添削を続けてきた。今後も続ける。
文章をうまく書きたければ毎日のように文章を書き続けるのがよい。
文章を読むのがうまくなりたければ毎日のように文章を読むのがよい。
もっとうまくなりたかったら毎日のようにでなく文字通り毎日読み書きしたらいい。


国語の結果。
ほんの数ポイントのことでもそれがうれしかった。



あくまでうちの指導方針で進めた場合の話だけれど、今年は2回目から、よい兆しが見られた。


個人別には課題が盛り沢山。理科と社会の実力がーーー。つかっている教材名に反して「ステップアップ(セミナー)」していなかったり教材名に反して「実力(が)錬成」されていなかったり教材名に反して「難関突破(精選問題)」されていなかったり・・・。終わったことは振り返り、それでよろしい。

これからどうするか?
これから、「全国高校入試問題正解社会」や「(旺文社全国高校入試問題正解)理科分野別(に)過去問2011-2012, 2013-2014」を分野別に極め、錬成したい。
5教科を全部やる。


各人の分野別の戦略と計画を大幅改善、小幅改良、微調整して6月と本番の7月以降につなげよう。

ヴォクもセルフラーニングの週計画を見せてもらうのが楽しみ。


posted by 花波 ヒカリ at 06:37| 北辰テスト結果 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コーチ・えのもと(14)

コーチえのもとの話ははじまった。
夜7:00くらいになってもう誰がコートに立っているのか見えなくなったら練習が終わる。

5分でコート整備を終え整列。ブラシとトンボが部員数の3倍くらい、鉄のローラーが3台もあったので整備がすいすい進む。
一日のトレーニングのしめのメニューとして、みんなテキパキやった。

「しゅーごーーー(主将)。」
整列。
礼。
「おねがいしまーす(全員大声で)。」

整列。立って気をつけして話を聞く。練習中はずっと大きな声を出しているが話を聞く時は返事の「はい」を大声でするとき以外、のどをつかわない。
心休まる至福の時だった。喉を休められる身体を動かさないでいられるからではない。
話がおもしろかったのだ。

練習試合の相手チームの声出しがよかった話。
部員の定期試験の結果の話。(テスト結果は全部員分コーチえのもとは知っていた。)
練習試合の相手コートがよく整備されていた話。
練習試合の相手チームの部員が休憩前にラケットとボールカゴを整然と整理してきれいに並べていた話。
練習試合の相手チームの監督から聞いた練習方法の話などもあった。
そういうことがつかみで?二分くらいあって残りはひとつのことを話してくれた。

いつもテニスのフォームの話をしてくれた。
フォームができたらいいボールが打てるようになるという話だった。
軸がぶれない。
面ができている。
点でなく面で拾う。
駒のような中心軸。
壁のような前軸。
優勝しなさいという話もたまに途中で出てきた。でもそれは当たり前のことだったので結果で完了形で語られた。優勝しなさいではなくて優勝したときのそれまでの練習について。いまのフォームについて。

フォームの話は長かった。
短いときで30分。長いときは60分くらいしてくれた。
かえりはだから8:00になる。
あんなにたくさん話すくせにぼくらはコーチえのもとに家族が何人いたのか、どこに住んでいたのかさえ聞いたこともなかった。盆と正月以外は毎日いっしょにいたのに彼のことをあまり知らなかった。こわくてだれひとりそういうことをあらためて聞こうという気にはならなかった。

コーチえのもとは自分の話を一切せずずっとフォームの作り方を話してくれた。
どうやったらテニスがうまくなるかの話をしてくれた。
だからはじめ個性的だったフォームのものも全員同じようなフォームの基本を身につけた。
やせふと、足の速さはなかなか変わらないがフォームなら大体基本的な部分がみな同じになった。
選手を見て真似をし、鏡を見てそれに近づいているかと確認し素振りをしてそのフォームが自分のものになるまで振り続ける。
すぶりは100回を1セットとしいつどんなボールが来ても同じスイングで返せるようにと心掛けた。
尊敬する元ニューヨークヤンキースの松井秀喜選手の『不動心』という書物を後日読んだときに、ああ、コーチえのもとがいっていたのはこのことだったかと思ったものだ。

テニスでは同じコーチにならう選手のフォームが同じような形になっていることは少なくない。コーチえのもとの指導はフォーム指導に関するものが多かった。

球をうまく拾えなくても怒られないが、フォームをくずした打ち方をしているとこっぴどくやられたもんだ。

同じようなフォームを身につけたぼくらはバラバラの高校へ散った。
高校の大会で勝ち上がると同じ中学のときの仲間と戦うことになった。
彼らはみんな同じようなフォームで打ち合って勝ったり負けたりした。
ぼくは高校でキャプテンをやりぼくの相方だった仲間も彼の高校でキャプテンをやった。へー、下手くそなお前がキャプテンかと馬鹿にされ、お前こそキャプテンか似合わないなと突っ込みを入れた。

試合の帰り、高校では自由に練習しているがどこか生ぬるくて調子が狂うと帰りの電車の中で話したりもした。
練習時間だけならコーチえのもとの練習も高校での練習もそこまで変わらなかっただろう。

でもコーチ・えのもとが見ていなかった。
もう何も言ってくれなかった。
だから物足りなかったんだ。

あのとき7:00から聞いたことを思い出しながらぼくらは各自の高校のコートの上でそれを実行しようとしていた。
中学生の頃はよくわからなかったが、耳にたこができるくらい同じようなフォームの話ばかり聞かされていてよかったと何度思ったことか。

いや、いまでも感謝している。
耳にこびりついてて離れない声とその言葉に。

暗くなると、コーチえのもとの声が聞こえてくる。流れてくる。

「インパクトの時以外は力を抜け。力で打つんじゃない。重力と遠心力だけでいい。」

物理学のことはとんとわからなかったがとにかくぼくらはタコのように力を抜いた。
たまに力んでいるとコーチえのもとが後ろからラケットを引き抜いた。
「力を入れんな!」
すごく強い力だった。

「腰を落とせ。重心を低くせー。」
リラックスしながらかつ腰を落とす理由がとんとわからなかったがぼくらはとにかく重心を低くした。ゴルフのようにでなく地面と水平にラケットを回した。

「手打ちをするな。腕は振り回すな。」
ぼくはラケットをぐるぐるぶん回したくてテニス部に入ったのに腕を振るなとはないでぃお?と思ったがぼくらはみな代わりに腰を回して手は固定した。



















ずっとフォームの技術的な話だったのでてっきりフォーム指導を受けているのだとばかり思っていた。
でもいま思えば違った。

フォームを考えるようでいて、ひとつの身体の動きが身につくまで何球も何球も繰り返すということをコーチえのもとはぼくらに伝えたかっただけだったんだ。
そもそも彼はテニスの初心者で正しいフォームがどういうものかわかっていなかったはずだった。
それなのにどうしてうまくなるのかと考えるとそれは少しだけ多く意識的に考えるようにし、少しだけもっと多く考え型をイメージしながら素振りをするようになり、少しだけ多く球を打ち、少しだけ余計に身体がクタクタになっていたからだ。

いい球が行くのは疲れはてて身体に力が入らなくなるころだった。
フォームのことを何時の間にか忘れ、練習なんかはやくやめて水が飲みたい、水が飲みたい、身体を休めたい、動きをとめたい、と考えるような周回数になる頃、不思議とポンといい球が走った。

省エネで無駄のない、駒のようなフォームが向こうの方からぼくたちに現れた。
打った自分が驚くようなボールがポンと行った。
posted by 花波 ヒカリ at 05:48| コーチ・えのもと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月12日

浮力と空間図形はいつやるか?

浦和、お茶、早本など難関校志望の子すなわちほぼ全員がお茶、ラ・サール、灘の圧力浮力を中心に5周くらい、浮力の鉄人になるまで浮力をやった。結果、浮力の鉄人になったかどうかは浮力の入試問題を全高入(旺文社全国高校入試問題正解・分野別問題集理科)や実練など入試問題集を開いて解いてみたらすぐにわかる。
定期試験にもし浮力が出たら有利にもなるかなと5ビットくらい期待もしながら。

定期試験の範囲票を一応見ると案の定?、スルーされている。スルーして次の学年にパスしてる。見事だ。

生物にいって化学にいってるのはいい。新単元は新年の授業で扱っただろう。新しいクラスの新しいいい匂いのする教科書の新しい授業。早朝の森の散歩みたいにいい気分イレブン。朝練にいく田んぼ道の匂いがする。

あでー。旧単元の地層と力が消えてるんだなー。
本に沿って入試対策としているのでこっちはこっちでいいのだ。ヴォクはヴォクで年間授業HKR48の中で扱う。
定期試験には出題なしと。全然気にしてないんだけれど(いや、気にしてるでしょ? いつやるの?(答えを口パクでいいながら))。

こういうことは数学でもよくある。
いつのまにか円錐の表面積以降の空間図形と資料の整理が消えていることは範囲表という資料の整理をしていると多いのだよなー。

消えた移行措置。
学年の最後に割り当てられた単元は学校の定期試験では学年のスルーパスに紛れて問われないことが多いので独学者はなおさら念入りにやっておくべしと。そこは入試の花形単元。メガポテトみたいにたくさん、出題されている。

ほなね。すた、すた、・・・中1の子がはまっている高校への数学の空間図形「解法のエッセンス立体図形編」がおもろすぎる。




セルフラーニング光 目次(のようなもの)
http://www.geocities.jp/papillonhikari/sab0709.html
ふたつの(so-net)ブログが消えてしまったのでリンク先の一部は消滅したまま。
posted by 花波 ヒカリ at 06:21| 独学独習参考書としてのヒカリ推薦図書リスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする